小説
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登る
斜面・崖・石段を上って移動する。体や荷を伴う物理的な上り方。
þrála endríña an klivó.
読み:スラーラ エンドリーニャ アン クリヴォー。
| þrál-a | endríña | an | klivó. |
| 登る-<(軽いものが)> | 子ども<主格> | 上手 | 斜面<対格> |
「子どもが斜面を登っていく。」
日常の場面。þrál-は足で地面を踏んで上る物理的な上昇を表す。主語は人であるため軽性で、動詞は3人称単数軽性の-aで一致する。方向のanは上方向・北方向を示し、後続の斜面を対格で受ける。
(峰・丘へ)上がる
高い場所、とくに北の峰や丘、見張り台へ向かって移動する。
þrála dórin an dún.
読み:スラーラ ドーリン アン ドゥーン。
| þrál-a | dórin | an | dún. |
| 登る-<(軽いものが)> | 男<主格> | 上手 | 丘<対格> |
「男が丘へ登っていく。」
日常の移動の場面。dún「丘」へ向かう上り方を表す。anは単に丘の位置を言うだけでなく、上方・上手方面へ向かう方向性を与える。人を指す主語には動詞が軽性-aで一致する。
斜面・崖・石段を上って移動する基本的な垂直方向の運動動詞。dúl-「下る」と対になる、体や荷を伴う物理的な上り方を表す。áur-「昇る」が息・魂・言葉などの軽いものの抽象的な上昇を扱うのに対し、þrál-は足が地面を踏む、実体の動く上り方を言う。坂道、石段、崖道、峰の登りに使う。移動の動詞では上ったか下ったかを必ず言い分ける規則に従い、dúl-との対で使われる。縁の人々が崖道を登るとき、森の氏族が谷の道の上り坂を言うとき、日常の基本的な動詞である。
自動詞。完了語幹 þráil-(a→ai)。
古高原語 *þrál- から。基本の垂直運動動詞で、dúl-「下る」と同じ層に属する古い語。
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