小説
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曲げる
物や身体の一部を意図的に折り曲げて角度をつける。荷を支えるために膝や肘を曲げ、道具や物を選ぶために指を曲げる動作を含む。
bóndim klónou némes si táulim fáron.
読み:ボンディン クローノウ ネーメス シ タウリン ファーロン。
| bónd-im | klón-ou | ném-es | si | tául-im | fáron |
| 曲げる-<私が> | 膝-<双数・対格> | <私>-<属格> | と | 取る-<私が> | 荷<対格> |
「私は膝を曲げて、荷物を取る。」
日常の荷上げの場面。膝 klóno は体部語として重性で、二つの膝を指す双数 klónou を直接目的語に取る。所有は名詞の後ろに人称代名詞の属格 némes を置く。si で二つの述語を並列し、主語は動詞の人称語尾だけで示す。
折り曲げる
硬い素材を完全に折り返すというより、角度を残しながら曲げて使いやすくする動作を表す。
bónda lisár sáindaran.
読み:ボンダ リサール サインダラン。
| bónd-a | lisár | sáindar-an |
| 曲げる-<(軽いものが)> | 書記<主格> | 証文-<対格> |
「書記が証文を折り曲げる。」
書記の事務的な場面。主語 lisár は人なので動詞は軽性3単 bónda。証文 sáindar は軽性子音語幹の文書類で、対格 -an をとる。硬い材を折る意味ではなく、紙や薄い板を角度を残して曲げる。
bondéndes plánan.
読み:ボンデンデス プラーナン。
| bond-énd-es | plán-an |
| 折り曲げる-<〜しますように>-<あなたが> | 帳簿-<対格> |
「帳簿を折り曲げてくれ(折り曲げなさいますよう)。」
帳場での改まった依頼。願望法2単 bondéndes で命令を和らげる。語根の強勢が接尾辞 -énd- に移るため、表記では bond- が無強勢となる。帳簿 plána は軽性a語幹の対格 plánan。
主体が対象を意図的に折り曲げ、関節・綱・薄い板などに角度を与える動作を表す。指や膝を曲げて荷を支え、物を選ぶときに指を曲げて掴むなど、日常の手に届く動作に広く使える。自発的に折れ曲がることは表さず、必ず動作の対象を伴う他動詞として用いる。硬木や石を無理に曲げて傷めるニュアンスは薄く、人間が手を使って曲げて扱う物や身体の部分に中立的に使える。
他動詞語根。語末に -nd をもつ。完了語根は bóond-。命令語幹では語末の -nd が -n になって bón。
古高原語 *bond- から。手や足で対象に角度を与える基本的な他動詞として森の言葉・都の言葉に対応がある。
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