小説
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挽く
穀物や木の実をすりつぶして粉にする。
kekélan kelárai derván.
読み:ケケーラン ケラーライ デルヴァーン。
| kekél-an | kel-ár-ai | derv-án. |
| こねる-<彼らが> | 伐る-<〜する人>-<〜たちが> | 粉-<対格> |
「樵たちは粉をこねる。」
食事作りの場面。主語 kelárai が複数名詞句なので、動詞は3人称複数形の kekélan になる。粉を表す dervá は軽性a語幹で、対格は derv-án。
dérva endríña derván
読み:デルヴァ エンドリーニャ デルヴァーン
| dérv-a | endríña | derv-án |
| 挽く-<(軽いものが)> | 子<主格> | 粉-<対格> |
「子どもが粉を挽く。」
家庭で粉を挽く日常場面。動詞 dérv- は主語 endríña が軽性なので、3人称単数・軽性の語尾 -a をとる。語根に強勢が残って dérv-a となる。dervá の目的語は derván。
síl-a endríña derván es máros.
読み:シーラ エンドリーニャ デルヴァーン エス マーロス。
| síl-a | endríña | derv-án | es | már-os |
| 払う(弾いて落とす)-<(軽いものが)> | 子ども<主格> | 粉-<対格> | から | 手-<属格> |
「子どもが手から粉を払う。」
dervá「粉」を目的語に取り、手についた粉を軽く弾いて落とす日常の動作。síl- は klén-「拭く」とはちがい、表面に軽く当てて粒子を飛ばす意。es+属格は払い落とす出所を示す。
穀物や木の実を、石と石のあいだですりつぶして粉にすること。高原の家では、平たい台石の上で丸い手石を前後に押して挽く。雑穀を挽いた粉は、水でこねて熱した石の上で焼いたり、団子にしたりする。どんぐりも渋を抜いてから挽く。挽くものを対格の目的語にとる(dérvim tambóran「雑穀を挽く」)。
完了語根 déerv-(e → ee)。分詞 dérven「挽かれた」。
古い語。石どうしがこすれる音をまねたとする説がある。
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