小説
左の目次から話を選んでください。
汗(婉曲・宮廷)
体表から出る汗を、「体の小さな下り」として婉曲に言う。都の改まった言葉と詩に限定して使われる。
klénim dulíñan.
読み:クレーニン ドゥリーニャン。
| klén-im | dulíña-n |
| 拭く-<私が> | 小下り-<対格> |
「小下りを拭う。」
作法書や礼法書のような改まった実務文で使える形。他動詞 klén- の対象として対格 -n をとる。
þála dulíña nóumoi.
読み:サーラ ドゥリーニャ ノーモイ。
| þál-a | dulíña | nóum-oi |
| 止まる-<(軽いものが)> | 小下り<主格> | 顔-<与格> |
「小さな下り(汗)が顔にとどまる。」
宮廷文での汗の言い方。日常では sélmo が使われ、この語は体を重いものとする見方から、体表に出る水を「小さな下り」として婉曲に指す。語順はVSOで、動詞が文頭に来る。
小さな下り(比喩)
涙、木から垂れる一滴、石から滲む水など、「上から小さく下る一滴」を指す比喩的用法。
dul-(下る)+指小の -íña で作った「小さい下り」。宮廷と都の改まった言葉で、汗を婉曲に指す語。体は重い(下へ行く)ものであり、働くことで体が「少し下る」=水が体表に出てくる、という縦の世界観に基づく比喩。都の詩では「小下りが額を伝う」のように、汗を一滴の小さな下りと捉えて詠む。涙や、木から垂れる樹脂にも比喩的に使えるが、汗が基本の意味。運び人たちはこの語を聞いたとき、「都の人がまた難しいことを言っている」と思い、自分たちは sélmo や gromílmo を使う。
軽性・a語幹(-íña による派生。単数主・対 dulíña、属 dulíñes、与 dulíñei、双数 dulíñau 等)
dul-(下る)+ 指小の -íña。「小さい下り」。指小辞 -íña が軽性の a語幹を作るため、元の dul-(重性の動詞)の性は失われる。
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。