frélo

品詞
名詞
意味
魚
発音
[ˈfrelo]
読み
フレーロ
分野
動物・植物

意味

  1. 魚

    湖や川にすむ魚の総称。

    mánimor frélo si tambór.

    読み:マーニモル フレーロ シ タンボール。

    mán-imorfrélositambór
    食べる-<我々が>魚<対格>と雑穀<対格>

    「我々は魚と雑穀を食べる。」

    ふだんの食事についての文。frélo は重性o語幹なので、主格と対格が同じ形になる。si は無強勢の等位の小辞で、目的語を二つ並べている。主語は動詞の語尾 -imor でわかるので、代名詞は言わない。

    gróm frélo, fláin aurá.

    読み:グローン フレーロ、フライン アウラー。

    grómfrélo,fláinaurá
    重い魚<主格>軽い縁鷲<主格>

    「重きは魚、軽きは縁鷲。」

    「重いものは下へ、軽いものは上へ」という世界観を言い表す格言。諺では繋辞 és- を落とし、述語の形容詞を先に置く。水に沈む魚は重性、空を昇る鷲は軽性で、両者が文法の性でも対になっている。

    mánimor tambór si frélo sórel.

    読み:マーニモル タンボール シ フレーロ ソーレル。

    mán-imortambórsifrélosórel.
    食べる-<我々が>雑穀<対格>と魚<対格>今日

    「今日は雑穀と魚を食べる。」

    家の中のふつうの会話。直説法には法の印がなく、語根に1人称複数の語尾 -imor が直接つく。二つの目的語を si で並べている。雑穀も魚も重性なので、主格と対格が同じ形になる。時を表す語 sórel は文末に置く。

    neliséla ausenár frélo?

    読み:ネリセーラ アウセナール フレーロ?

    nelis-él-aau-sen-árfrélo?
    召し上がる-<〜だろう>-<(軽いものが)><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>魚<対格>

    「目付殿は、魚を召し上がるでしょうか。」

    目上の人には問いの小辞 ké を使わず、推量法で推し量る形にして尋ねる。強勢は推量法の -él- に移り、語根の ´ は消える。給仕をする者が、膳を整える前に好みを確かめるときの言い方。

    brúumo frélo es máros némes.

    読み:ブルーモ フレーロ エス マーロス ネーメス。

    brúum-ofréloesmár-osném-es.
    落ちる-<(重いものが)>魚<主格>から手-<属格><私>-<属格>

    「魚が私の手から落ちた。」

    日常の文。frélo「魚」は重性o語幹なので、動詞は重性の -o をとる。már「手」も重性で、属格は -os。es+属格で「〜から」。所有者の属格 némes は名詞の後ろに置く。

    táulimor frélo glünlúinei.

    読み:タウリモル フレーロ グリュンルーイネイ。

    tául-imorfréloglünlúin-ei.
    取る-<我々が>魚<対格>凍りの頃-<与格>

    「凍りの頃には、我々は魚を取る。」

    湖畔の村の日常の言い方。glünlúinei は前置詞なしの与格で、時(凍りの頃に)を表す。frélo「魚」は重性o語幹で、主格と対格が同じ形になる。ここでは単数で魚を総称している。

    vánda vándar frélo sakonén só.

    読み:ヴァンダ ヴァンダル フレーロ サコネーン ソー。

    vánd-avándarfrélosakonénsó
    量る-<(軽いものが)>商人<主格>魚<対格>塩漬けのこの<重性>

    「商人はこの塩漬けの魚を量る。」

    市で、塩蔵品としての魚の重さを量る場面。主語 vándar は -ár 由来の軽性なので、動詞は 3人称単数・軽性の vánda。目的語 frélo は重性で、対格が主格と同形。目的語名詞句は「名詞-形容詞-指示詞」の順に並び、sakonén は「塩漬けの」の意。

  2. 湖の魚

    とくに、冷たい高原湖にすむ、鱒や岩魚に似た魚。

    táulim frélo es véinoros sórel.

    読み:タウリン フレーロ エス ヴェーノロス ソーレル。

    tául-imfréloesvéinor-ossórel
    取る-<私が>湖の魚<対格>から湖-<属格>今日

    「今日、湖で魚を獲った。」

    湖畔の村の日常の言い方。時制はないので、「獲った」か「獲る」かは文脈で決まる。es+属格で「湖から」。時を表す sórel は文末に置く。高原で frélo と言えば、多くは冷たい湖にすむ鱒に似た魚を指す。

    nelisénde ausenár frélo só.

    読み:ネリセンデ アウセナール フレーロ ソー。

    nelis-énd-eau-sen-árfrélosó
    召し上がる-<〜しますように>-<(軽いものが)><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>湖の魚<対格>この<重性>

    「目付殿に、この湖の魚を召し上がっていただきたく存じます。」

    目上の客に料理を勧めるときの上向きの言い方。命令法の代わりに願望法の3人称を使い、相手は役職名に au- をつけて主語にする。nélis- は「食べる」の尊敬の補充形で、願望法の -énd- に強勢が移る。魚は重性なので、指示詞は重性の só になる。

解説

湖や川にすむ魚の総称。水の中に沈んで生きるものなので重性。燻製は日常のおかずで、凍りの頃には氷に穴を開けて釣る。

文法

重性・o語幹(④型)。主対 frélo、属 frélos、与 fréloi、複 frélul。

語源

古高原語から受け継いだ語。

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