gléinar

品詞
固有名詞
意味
グレイナル
発音
[ˈgleinar]
読み
グレイナル
分野
人・親族

意味

  1. グレイナル

    流名(家名)の一つ。

    tóra sílan gléinaros

    読み:トーラ シーラン グレーナロス

    tór-asílangléinar-os
    来る-<(軽いものが)>シラン<主格>グレイナル-<属格>

    「グレイナル家のシランが来る。」

    日常の来訪・用件の報告。「名+家名の属格」のフルネーム表現。家名 gléinar は源の名として重性名詞として変化し、単数属格 gléinaros を取る。主語は人名 sílan であるため、動詞 tór- は軽性の -a を受ける。

    duþélim sílanan gléinaros

    読み:ドゥセーリン シーラナン グレーナロス

    du-þél-imsílan-angléinar-os
    <〜させていただく>-名乗る-<私が>シラン-<対格>グレイナル-<属格>

    「グレイナル家のシランと名乗らせていただきます。」

    改まった名乗り。duþél- は þél-「名乗る」に謙譲の du- がついた形。個人名 sílan を対格 sílanan とし、家名 gléinar を属格 gléinaros で添える。人を指す個人名が主語になるときの動詞の一致は軽性になるが、家名そのものは重性の属格形をとる。

    tóra fleuréla gléinaros.

    読み:トーラ フレウレーラ グレーナロス。

    tór-afleurélagléinar-os
    来る-<(軽いものが)>フレウレラ<主格>グレイナル-<属格>

    「グレイナル家のフレウレラが来る。」

    記録・系譜的な文。フルネームは名の後に家名の属格を置く。家名 gléinar は重性で、属格は -os となる。動詞は中心となる人名 fleuréla に一致して、軽性の -a をとる。

    lóima ólmar þelán ráimaros, duói lóima ólmar þelán gléinaros.

    読み:ロイマ オルマル セラーン ライマロス、ドゥオイ ロイマ オルマル セラーン グレーナロス。

    lóim-aólmarþel-ánráimar-os,duóilóim-aólmarþel-ángléinar-os.
    唱える-<(軽いものが)>年長者<主格>名前-<対格>ライマル-<属格>その次に唱える-<(軽いものが)>年長者<主格>名前-<対格>グレイナル-<属格>

    「年長者がライマルの名を唱え、その次に、グレイナルの名を唱える。」

    系譜の名を一瀬ずつ唱える儀礼の場面。duóiは名と名を結び、前の名を上手、次の名を下手に置く。名は属格で「〜の名」とする。主語は年長者。

    ké prénda líura némes ráun gléinaros?

    読み:ケー プレンダ リーウラ ネーメス ラウン グレーナロス?

    képrénd-alíuraném-esráungléinar-os?
    <〜か>移る-<(軽いものが)>女<主格><私>-<属格>流れ<対格>グレイナル-<属格>

    「娘はグレイナルの流れへ嫁いだのか。」

    日常の会話を想定した是非問い。意味2では、家系を「流れ」と言い、結婚して配偶者側の家系へ入ることを prénd- で表す。目的語として置く「流れ」は移り先を示す道のりの対格で、家系名は属格で名詞句に後続する。

    duþélim sélvanan, an fóndaros gléinaros dúlenan fáir þrénul.

    読み:ドゥセーリン セルヴァナン、アン フォンダロス グレーナロス ドゥーレナン ファイル スレーヌル。

    du-þél-imsélvan-an,anfóndar-osgléinar-osdúlen-anfáirþrén-ul.
    <〜させていただく>-名乗る-<私が>セルヴァン-<対格>上手源-<属格>グレイナル-<属格>下りた-<対格>四段-<〜たちを>

    「グレイナルの源から四段下った者、セルヴァンと名乗らせていただきます。」

    改まった名乗り定型。duþél- は謙譲の「名乗らせていただく」で、名前を対格で受ける。dúlen-an は見出し語 dúlen に軽性対格単数の接辞 -an を付けた形で、sélvanan に一致して後置修飾する。þrénul は「何段下りたか」を表す道のりの対格。

解説

ある流れ(家系)の源の名で、流名(家名)として用いる。源は重性なので、源の名も重性で変化する。

文法

固有名詞・重性・子音語幹。主格・対格 Gléinar、属 Gléinaros、与 Gléinaroi。

語源

gléin「清い」から。源(泉)の清らかさにちなむとされる。

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