houmkrúel-

品詞
動詞(自動詞)
意味
ざわめく(炉が揺れる)
発音
[houmˈkruel]
読み
ホウムクルーエル
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. ざわめく(炉が揺れる)

    複数の人が同時に低く小声で声を出すこと。集まる場(炉・広場)の内側で声の層が揺れている比喩。

    houmkrúelo mérvo só.

    読み:ホウンクルーエロ メルヴォ ソー。

    houmkrúel-omérvosó
    ざわめく-<(重いものが)>村<主格>この<重性>

    「この村がざわめいている。」

    単数の集団名詞 mérvo「村」を主語に取る用法。炉ばたや広場に集まった人々を、村という一つの単位として受ける。重性o語幹の単数主格 mérvo に対して、動詞は重性単数語尾 -o で一致する。指示詞 só は重性名詞句の後に置く。

    houmkrúelo houmbrúndo só.

    読み:ホウンクルーエロ ホウンブルンド ソー。

    houmkrúel-ohoumbrúndosó
    ざわめく-<(重いものが)>寄り合い<主格>この<重性>

    「この寄り合いがざわめいている。」

    houmbrúndo「寄り合い」は炉ばたに集まった場そのもの、または集まりの総称として使える。これも単数の集団名詞として重性o語幹に扱い、動詞は -o で一致する。見知らぬ者や予期せぬ話が出たとき、集まりの内で声の層が低く揺れる様子を表す。

  2. ざわつく(炉の揺れが広がる)

    ざわめきが広がり、声の層が厚くなること。炉の揺れが全体に及ぶ状態。

    houmkrúelo mérvo, duói houmkrúelo houmbrúndo.

    読み:ホウンクルーエロ メルヴォ、ドゥオイ ホウンクルーエロ ホウンブルンド。

    houmkrúel-omérvo,duóihoumkrúel-ohoumbrúndo
    ざわつく-<(重いものが)>村<主格>それからざわつく-<(重いものが)>寄り合い<主格>

    「村がざわつき、それから寄り合いがざわつく。」

    duói「それから」で出来事の順序を示し、ざわつきが村から寄り合いへと及んでいく感覚を出す。書き言葉や年代記風に、同じ動詞を繰り返して広がりや厚みを表すことができる。節は主節として duói の前に区切りの読点を打つ。

    houmkrúelau mérvo si houmbrúndo.

    読み:ホウンクルーエラウ メルヴォ シ ホウンブルンド。

    houmkrúel-aumérvosihoumbrúndo
    ざわつく-<双数>村<主格>と寄り合い<主格>

    「村も寄り合いもざわついている。」

    単数名詞 mérvo と houmbrúndo を si で結ぶと、動詞は双数語尾 -au をとる。二つの単数集団に同時にざわめきが及んでいる状態を表す。双数の動詞は人称・性を区別しないので、重性語幹同士でもこの形が使える。

解説

炉(集まる場)が揺れる、という比喩で、複数の人が同時に低く小声で声を出すことを言う。houm「炉」は家の中心であり、集まりの中心を指す。krúel-「動く・揺れる」は、火の光が揺れるような、穏やかで内側への動き。外へ向かう騒ぎとは異なり、集団の内側で声の層が揺れている状態を表す。村の炉ばたや広場で、見知らぬ者が現れたとき、人々が低くささやき合う様子に使う。

文法

自動詞。3人称単数で軽・重を区別(houmkrúela / houmkrúelo)。完了語根 houmkrúels-(長母音の語根に-s-)。

語源

houm「炉」+krúel-「動く・揺れる」。複合語(比喩)。

語幹の異形

説明に出てくる語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する