小説
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浸す
液体の中に物を入れ、取り出さずにそのまま置いて、液体を含ませる。
kámim snélan un ílmoi.
読み:カーミン スネーラン ウン イルモイ。
| kám-im | snél-an | un | ílm-oi |
| 浸す-<私が> | 布-<対格> | 中に | 水-<与格> |
「私は布を水に浸しています。」
日常の家事の文。主語は動詞の語尾からわかるため省略できる。un は「〜の中に」の場所を表し、与格をとる。
戻す
乾いた布や食材を液体に沈め、湿らせて扱いやすい状態に戻す。
káma líura snélan káilan un ílmoi.
読み:カーマ リーウラ スネーラン カイラン ウン イルモイ。
| kám-a | líura | snél-an | káil-an | un | ílm-oi |
| 浸す-<(軽いものが)> | 女<主格> | 布-<対格> | 乾いた-<対格> | 中に | 水-<与格> |
「その女は、乾いた布を水に浸して扱いやすく戻す。」
「乾いた布」という文脈で、単に浸すのではなく元に戻す意味が出る。主語が軽性の女であるため、動詞は軽性の語尾 -a をとる。
液体の中に物を入れ、そのまま沈めて置く操作を表す基本動詞。注ぎ入れる・入れるだけの動作や、洗う動作とは区別される。布や食材を水に沈め、湿る・戻るまでの持続をともなう操作に使う。雨水甕や壺の中で干し布を戻す、干し食材や雑穀を戻す、市で布を湿らせて扱いやすくする、といった生活場面で使われる。器や桶の中の水に対する中立語として用い、霧や泥に浸されることを指す比喩には使わない。
他動詞。語根 kám-。完了語根は káim-。
古高原語 *kama-「器の中の液体に沈めて置く」から。
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