小説
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露岩
地表にむき出しになっている自然の岩。丘の尾根や峡谷で、土壌を覆っていたものが剥き出しになった岩塊を指す。
sénim kráum só
読み:セーニン クラウン ソー
| sén-im | kráum | só |
| 見る-<私が> | 露岩<対格> | この<重性> |
「私はこの露岩を見る。」
日常の案内で使える簡単な文。kráumは重性名詞なので対格も主格と同形である。指示詞 só は重性の名詞句の終わりに置かれる。
崖壁
崖や峡谷の、垂直ないし急な自然の岩壁面。切り立った自然の壁そのものを指す。
mé duliþésa fáron es kráumos só
読み:メー ドゥリセーサ ファーロン エス クラウモス ソー
| mé | dul-iþ-és-a | fáron | es | kráum-os | só |
| <禁止・願いの打ち消し> | 下る-<〜させる>-<〜すべし>-<(軽いものが)> | 荷<対格> | から | 露岩-<属格> | この<重性> |
「この崖壁から荷を落とすな。」
碑文や市の禁令のような改まった禁止表現。当為法が無主語のまま使われている。es+属格で「〜から」。ここでの kráum は、崩れやすい崖壁・崖縁を指している。
岩棚
崖壁から横に突き出た自然の棚。地形としての棚を指し、人工の棚板や積石の棚は指さない。
hélau dáun kráumoi só
読み:ヘーラウ ダウン クラウモイ ソー
| hél-au | dáun | kráum-oi | só |
| 座る-<双数> | 二人<主格> | 露岩-<与格> | この<重性> |
「二人はこの岩棚に休む。」
移動中の短い休憩を表す日常文。双数の主語 dáun は省略できない。自然の棚として与格 kráumoi を裸で受ける。人工の棚板には kráum を使わない。
高原の地形語。地表に露出した自然の岩塊一般を指し、露岩、崖壁、岩棚、石の帯の急な岩場までを含む。採石で切り離した石、積んだ石、挽いた石、小さな石には使わない。重く動くことのない土地の一部として見なされ、境界や崖の話題では、その場の地面そのものではなく、自然のままの岩の塊として言及する。
重性・子音語幹。単数主格・対格 kráum。古高原語 *kráuma の古い主格語尾 *-a が古い脱落で落ちて kráum となった。属格は kráumos の形になる。
古高原語 *kráuma から。古い主格語尾 *-a が古い脱落で落ち、kráum となった。
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