小説
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預かる(責任を引き受けて守る)
人・荷・物を引き受け人として引き受け、引き渡すまでその安全と管理の責任を負う。社会的・法的な行為を指し、物理的な保持ではない。
krévim þórum só.
読み:クレーヴィン ソールン ソー。
| krév-im | þórum | só. |
| 預かる-<私が> | 炉番<対格> | この<重性> |
「この炉番を、私が引き受けます。」
夜間の家事や家屋の分担の場面。意味2「炉番」では、夜間に炉火を落さぬ務めを引き受ける言い方が自然。krév-「預かる」は責任を引き受ける動詞で、重性名詞 þórum は目的語でも主格と同形のまま置ける。
kréva ólmar slóvo torárei.
読み:クレーヴァ オルマル スローヴォ トラーレイ。
| krév-a | ólmar | slóvo | torár-ei |
| 預かる-<(軽いものが)> | 年長者<主格> | 取り置き分<対格> | 客-<与格> |
「年長者が客の取り置き分を預かっておく。」
まだ来ていない者や予定者のために、先に一人分を確保しておく意味。動詞 krév- は「預かる・責任を持つ」。与格 torárei は受益者を示し、slóvo は重性単数の対格形。
引き受け人となる
引き受けの手続きにおいて、異邦人や荷に対して法的に責任を引き受け、証文に名を連ねる行為。段の外の者を預かる場合、引き受け人は段のある者でなければならない。
ké kréves fáron?
読み:ケー クレーヴェス ファーロン?
| ké | krév-es | fáron? |
| <〜か> | 引き受け人となる-<あなたが> | 荷<対格> |
「荷の引き受け人になるのか。」
引き受け人の相談や手続きの場で、荷について相手の意思を確かめる日常の問い。krév- は荷が物理的に手渡されることではなく、引き渡すまでの安全と管理の責任を引き受ける法的・社会的行為を指す用法。ké を用いた 2 人称の直接疑問は、同等または下向きの場面で使う。fáron は重性子音語幹で、主格と対格が同形。動詞 kréves が 2 人称なので、 fáron は目的語として読む。
人・荷・物に対して、引き受け人として責任を負って守ることを表す他動詞。手渡された事実(受ける)とも、物理的につかんで離さない(持つ)とも違い、引き渡すまでの安全と管理の責任を引き受ける社会的・法的行為を指す。引き受けの手続き、市の揉め事の裁定、綱番の決まり「綱にかけたものは引き渡すまで綱番の責任」の核心概念をなす。改まった場、法的文書、市の目付の言葉ではこの語が用いられる。
他動詞。預かる対象を対格で取る。引き受け手は与格で示す(kréves [対象] [引き受け手に])。完了語根は kréem-(e→ee)。
古高原語 *krewo- から(-w- の脱落)。古高原語では「重さを背負い受ける」「身の引き受け」という意味で、統一前の氏族の決まり文句や、湖畔の都市の証文の定型句に現れた。統一家が十の段を定めたあと、段の外の者を預ける手続きの語として宮廷の言葉に組み込まれた。
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