krailó

品詞
名詞
意味
取っ手
発音
[kraiˈlo]
読み
クライロ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 取っ手

    動詞「kráil-(手に持つ)」から派生した形。道具・容器の握る部分。

    kráilim krailó kórvos.

    読み:クライリン クライロー コルヴォス。

    kráil-imkrail-ókórv-os
    手に持つ-<私が>手に持つ-<〜するもの(重)・重性・対格>倉-<属格>

    「私は倉の取っ手を持つ。」

    動詞kráil-の1人称単数形。主語代名詞は一致語尾で省略し、対格の目的語として名詞句krailó kórvosを受ける。属格kórv-osは接尾辞-osを使う。

    kráiso krailó kórvos.

    読み:クライソ クライロー コルヴォス。

    kráis-okrail-ókórv-os
    割れる<〜し終えた>-<(重いものが)>手に持つ-<〜するもの(重)・重性・主格>倉-<属格>

    「倉の取っ手が割れた。」

    自動詞krás-の完了語根kráis-に重性単数主語krailóに対する一致語尾-oがつき、kráisoとなる。時制語形はないが完了相のため、文脈によっては現在結果的「割れている」とも取る。属格kórv-osは接尾辞-osを使う。

  2. 持ち部

    改まった場や宮廷の道具目録で用いられる呼称。本来的な役割を果たす正式な握り部分を指し、粗末な仮付けの部品は含めない。

    éso krailó ível kumbóros só.

    読み:エーソ クライロー イーヴェル クンボーロス ソー。

    és-okrailóívelkumbór-ossó.
    いる-<(重いものが)>持ち部<主格>新しい青銅-<属格>この<重性>

    「ここに、この新しい青銅の持ち部がある。」

    日常の道具の場面。存在の文 éso は、重性の主語 krailó に一致する。krailó は重性o語幹の単数主格で、対格も同じ形。形容詞 ível(新しい)と材料を示す属格 kumbór-os を伴い、重性の指示詞 só が名詞句を閉じる。意味2では、単なる取っ手ではなく、正式な持ち部を示す語として用いられる。

解説

動詞「kráil-(手に持つ)」に名詞化接辞「-ó」がついた形。もとは「手に添えるもの」を指したが、道具や容器の握る部分に専化した。文法上は重性で変化し、荷札や帳簿でも素材と同じ重性で受ける。改まった場では「持ち部」という意味合いが強く、粗末な代打ちの握り紐や枝は指さない。高原語の派生規則に厳密に従い、語の意味が形態から透けて見える。

文法

重性・o語幹。主格・対格 krailó、属格 kráilos、与格 kráiloi など規則変化。語末の o は強勢のない短母音として発音される。

語源

kráil-(手に持つ)+ -ó(〜するもの・〜の部)

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