小説
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字の読み
ある字に固定された音。読み上げや名指しで字ごとに指し示せる単位。字の形や、文章全体の読みではない。
rainíþa rainiþár pílman sé.
読み:ライニーサ ライニサール ピルマン セー。
| rainíþ-a | rainiþár | pílm-an | sé |
| 教える-<(軽いものが)> | 師<主格> | 字の読み-<対格> | この<軽性> |
「師がこの字の読みを教える。」
文字教学の場での文。pílma の単数対格は pílman。読みそのものは物・抽象物として扱うが、主語 rainiþár は人なので動詞は軽性単数になる。
lóima kloimár pílmais sé.
読み:ロイマ クロイマール ピルマイス セー。
| lóim-a | kloimár | pílm-ais | sé |
| 唱える-<(軽いものが)> | 弟子<主格> | 字の読み-<〜たちを> | この<軽性> |
「弟子がこれらの字の読みを唱える。」
読み一覧や声出しの練習で用いる文。pílma の複数対格は pílmais。指示詞 sé は数を標識しないので、複数名詞句にもそのまま添えられる。
ある書き記章に割り当てられた読みを、そのまま一単位として指す抽象的な語。字そのものの形、文章全体の読み、母音や子音の音質、詩の拍ではなく、教書・名指し・読み上げの際に「この字は何の音か」と取り出せる音の単位だけを指す。文字教学の場では、字を一つずつ示して「pílma はこれだ」と言い、読み一覧や声出しの練習で単独に使う。やや技術的で、信仰的含みを排した中立の語として学び舎で用いられる。
軽性名詞。主格 pílma。教学語彙の抽象名詞として単独に使う。
語源不明
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