小説
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ぶつかる
人や物が、意図せず、あるいは不注意から互いに接触する。身体部位、荷、道具、運び道具などに広く使う。
prála flíva snóivoi.
読み:プラーラ フリーヴァ スノイヴォイ。
| prál-a | flíva | snóiv-oi. |
| ぶつかる-<(軽いものが)> | 鳥<主格> | 窓-<与格> |
「鳥が窓にぶつかった。」
flíva「鳥」は軽性の名詞として3人称単数・軽性の動詞語形 -a をとる。ぶつかった対象「窓」は与格で示す。偶然の接触としてよく使う。
ぶつかり合う
二つ以上の物が動きの中で互いに触れる。主語に並列語を添えて、双方の動きの交わりとして言う。
prálan trúndul si kumbórul.
読み:プラーラン トルンドゥル シ クンボールル。
| prál-an | trúnd-ul | si | kumbór-ul. |
| ぶつかる-<彼らが> | 杭-<〜たちが> | と | 青銅-<〜たちが> |
「杭と青銅の塊とがぶつかり合った。」
ぶつかり合う意味では、物の複数や群れを si で並べて主語にする。複数主語には動詞の3人称複数語形 -an をつける。
prálan fáronul si fróumul.
読み:プラーラン ファーロヌル シ フロームル。
| prál-an | fáron-ul | si | fróum-ul. |
| ぶつかる-<彼らが> | 荷-<〜たちが> | と | 荷車-<〜たちが> |
「荷と荷車とがぶつかり合った。」
荷や運び道具のように動きやすい物を並べ、双方の接触として述べる。文脈によって、荷積みの場や通路での偶然の触れ合いを示す。
人や物が、意図せずに互いに接触する基本動詞。押す・叩くという意志的な行為を含まず、不注意や勢いによる偶然の接触を表す。膝や肩、頭が物に触れる、荷が互いに当たる、戸口で体がこすれる、車や運び道具が軽くぶつかるなど、身体から道具まで幅広く使える。破損や重大な事故まで含むが、語そのものは「接触する」ことに中心があり、押し合いや加害は表さない。主語は動く側、あるいは互いに動きが合わさる側をとり、相手の物には与格や前置詞句で向かうのが自然である。
基本語根の自動詞。語根に主強勢を置き、人称・法の語尾は語根に直接付く。完了相では語根母音 a が ai に変わる。
古高原語 *pral- から。接触の音を写した古い語根と考えられる。
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