小説
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袖
衣服で腕を通すための部分。仕立や洗濯、補修の話題で、袖そのもの、袖巾、袖丈をまとめて言う際に使いやすい。
vrúnim rúm
読み:ヴルーニン ルーン
| vrún-im | rúm |
| 巻く-<私が> | 袖<対格> |
「袖をまくる。」
作業の前に袖をまくり上げる日常の場面。rúmを重性の子音語幹名詞として扱い、対格は主格と同形になる。第一人称単数の直説法で、時制は語形でなく文脈に依存する。
袖口
袖の末端で、手を出す開いた部分。袖をまくる、袖を絞るといった場面ではこちらとして意識される。
frúnim rúm
読み:フルーニン ルーン
| frún-im | rúm |
| 繕う-<私が> | 袖口<対格> |
「袖口を繕う。」
繕い物の場面。袖末端の開いた部分を指す意味として使う。動詞frún-は衣の補修に広く使えるが、ここでは袖口が目的語になる。
衣服のうち、腕を入れて手を出す管状の部分。実物の袖をそのまま指す、やや直截で日常向けの語。毛織物や裏打ちのある冬衣の袖を、動作や比喩から独立して言い表す際に使う。袖口、袖ぶちなどの部位を指すこともある。高原では袖を引く所作にも独特の語があるが、これはその動作名とは別系統の実物名として立てられている。
重性子音語幹。単数主格・対格は rúm のまま。
古高原語 *rum-「腕を覆うもの」から。
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