snéimim

品詞
定型句
意味
失礼します
発音
[ˈsneimim]
読み
スネイミン
分野
会話の定型・挨拶・応答

意味

  1. 失礼します

    目上の人の前に進み出るとき、座に入るとき、話に割りこむときに、頭を下げながら言う言葉。

    snéimim. léunim ín virán, ausenár.

    読み:スネーミン。レウニン イーン ヴィラーン、アウセナール。

    snéimim.léun-imínvir-án,au-sen-ár.
    失礼します申す-<私が>一言葉-<対格><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>

    「失礼いたします。一言申し上げます、目付殿。」

    目上の人どうしの話に割りこむときの言い方。snéimim で話の流れを止め、謙譲の補充形 léun-「申す」で発言の許しを求める。ín「一」の後ろの名詞は単数になる。

    snéimim, ausenár. luuménde ausenár sáindaran sé.

    読み:スネーミン、アウセナール。ルーメンデ アウセナール サインダラン セー。

    snéimim,au-sen-ár.luum-énd-eau-sen-ársáindar-ansé.
    失礼します<お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>ご覧になる-<〜しますように>-<(軽いものが)><お〜になる・御〜>-見る-<〜する人>証文-<対格>この<軽性>

    「失礼いたします、目付殿。この証文をご覧いただきたく存じます。」

    目上の人の前に進み出て、用件を切り出すときの言い方。snéimim はもとは snéim-「身をかがめる」の直説法1人称単数(私は身をかがめる)だが、定型句として固まっているので、一語のまま扱う。頭を下げながら言う。呼びかけ ausenár は読点で区切って文の終わりに添える。続く依頼は、命令法ではなく願望法3人称(上向きの話し方)になっている。

  2. 前を失礼します

    人の前を通るときに添える言葉。狭い所ではとくに欠かせない。

    snéimim. drénim an dún.

    読み:スネーミン。ドレーニン アン ドゥーン。

    snéimim.drén-imandún.
    前を失礼します参る-<私が>上手丘<対格>

    「前を失礼いたします。丘の上へ参ります。」

    坂道や石段で、人の前を横切ったり追い越したりするときの言い方。高原では目上の人より上の位置を歩くことが嫌われるので、上り坂で前に出るときにはとくに欠かせない。an+対格で「上手へ」。dún は重性なので、主格と対格が同じ形になる。

    snéimim! faronérim fáron gróm.

    読み:スネーミン!ファロネーリン ファーロン グローン。

    snéimim!faron-ér-imfárongróm.
    前を失礼します荷-<〜でする>-<私が>荷<対格>重い

    「前を失礼!重い荷を担いでるんで。」

    狭い崖道や市の人混みで、荷を担いだ運び人が人の前を通るときの言い方。くだけた場でも snéimim の形は崩れない。faronér-「担ぐ」は fáron「荷」に -ér- がついてできた動詞。形容詞 gróm は重性・単数・対格の名詞 fáron に一致するが、語尾はつかない。

解説

「身をかがめます」という意味の謙譲の定型句で、実際に頭を下げながら言う。目上の人の前に進み出るとき、座に入るとき、話に割りこむとき、人の前を通るときに使う。人をまたぐことは強い無礼とされるので、狭い所で人の前を通るときにはかならず添える。

文法

snéim-「身をかがめる」の直説法・1人称単数。

語源

snéim-「身をかがめる」+-im。

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