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鼠
生活空間の内外にすむ小型の鼠をまとめる日常語。家鼠・野鼠などの区別は文脈で示される。
ésa snǘra un kórvoi.
読み:エーサ スニューラ ウン コルヴォイ。
| és-a | snǘra | un | kórv-oi |
| いる-<(軽いものが)> | 鼠<主格> | 内に | 倉-<与格> |
「倉の中に鼠がいる。」
日常の所在を言う文。存在の文で、主語 snǘra は軽性単数なので動詞は -a。un+与格で「〜の中に」。
krála snǘra þinó.
読み:クラーラ スニューラ シノー。
| král-a | snǘra | þinó |
| かじりつける-<(軽いものが)> | 鼠<主格> | 木の実<対格> |
「鼠が木の実をかじりつける。」
硬い木の実の殻に歯を食い込ませて割る場面。動物の名詞 snǘra も主語としては軽性で、動詞は 3 人称単数軽性語尾 -a をとる。þinó は重性o語幹の名詞で、単数対格は主格・辞書形と同形で語尾変化はない。
家鼠
家屋や倉に出入りして、雑穀や衣類をかじる鼠。文脈依存の用法。
krála snǘra kórvos tambór.
読み:クラーラ スニューラ コルヴォス タンボール。
| král-a | snǘra | kórv-os | tambór |
| かじる-<(軽いものが)> | 鼠<主格> | 倉-<属格> | 雑穀<対格> |
「倉の鼠が雑穀をかじる。」
場所を示す属格 kórvos を名詞に添え、家屋や倉に出入りする害獣としての意味を作る。主語が単数なので動詞は -a。
野鼠
畑や野原にすむ鼠。倉の穀物を狙う害獣としても注意される。
家屋・倉・畑・野など、生活空間の内外にすむ小型の鼠の日常総称。改まった帳簿でも使える基本的な語だが、害獣としての扱いを明確にしたいときは、家や倉、畑などの場所語や性質語を添える。鼠が低い床下や穀物の間の暗い所を走る存在として、忌み語や婉曲語で言い換えられることもある。
軽性a語幹の名詞。文法的には一般の獣に倣って軽性。
語源不明。床下や藁の間で立てる小さな物音を表す音象徴語とされる。
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