小説
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きつつき
木を叩く鳥のきつつき。
ráina tókal árnelan, ráina kelár tókalan.
読み:ライナ トーカル アルネラン、ライナ ケラール トーカラン。
| ráin-a | tókal | árnel-an, | ráin-a | kel-ár | tókal-an |
| 知る-<(軽いものが)> | きつつき<主格> | 木-<対格> | 知る-<(軽いものが)> | 伐る-<〜する人・主格> | きつつき-<対格> |
「きつつきは木を知り、樵はきつつきを知る。」
樵のあいだの諺。きつつきの叩く音を聞き分けて、木の中が空洞か詰まっているかを知る習わしを言う。tókal は軽性の子音語幹で、対格は tókal-an。前半と後半はどちらも動詞で始まる VSO の文で、同じ形の文を二つ並べる対句になっている。
ái, ésa tókal an lónei sé.
読み:アイ、エーサ トーカル アン ローネイ セー。
| ái, | és-a | tókal | an | lón-ei | sé |
| おや | いる-<(軽いものが)> | きつつき<主格> | 上手 | 柱の木-<与格> | この<軽性> |
「おや、この柱の木の上のほうにきつつきがいる。」
森の中でふと口にするひとこと。「〜がいる」は「és-+主語+場所」の形で言う。an+与格は「〜の上手で」という意味で、ここでは木の上のほうの位置を表す。生えている柱の木は軽性なので、与格の語尾は -ei、指示詞は軽性の sé になる。指示詞は格によって形が変わらない。きつつきは、木の中が空洞か詰まっているかを知る鳥とされている。
木を叩く鳥。木の中が空洞か詰まっているかを知る鳥とされ、樵はその叩く音を聞き分けて木の良し悪しを推し量る。
軽性・子音語幹(②型)。対 tókalan、属 tókales、複 tókalai。
木を叩く音 tok をまねた語。
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