tróval

品詞
名詞
意味
作法
発音
[ˈtroval]
読み
トゥロバル
分野
社会・信仰・儀礼

意味

  1. 作法・礼法

    身分にふさわしいふるまいの決まり。

    na ráines tróvalan, endríña.

    読み:ナ ライネス トローヴァラン、エンドリーニャ。

    naráin-estróval-an,endríña.
    <〜ない>知る-<あなたが>作法-<対格>子ども<主格>

    「お前は作法を知らないね、坊や。」

    年長者が子どもをたしなめる、下向きの話し方。2人称の動詞をそのまま使っている。tróval は軽性の子音語幹で、対格は -an。呼びかけには呼格を使わず、名詞を読点で区切って文末に添える。

    kloimésa endríña tróvalan es ólmares.

    読み:クロイメーサ エンドリーニャ トローヴァラン エス オルマレス。

    kloim-és-aendríñatróval-anesólmar-es.
    学ぶ-<〜すべし>-<(軽いものが)>子ども<主格>作法-<対格>から年長者-<属格>

    「子どもは年長者から作法を学ぶべし。」

    教訓の書や家訓の書き方。当為法 -és- は強勢をもつので、語根 klóim- の強勢は消える。es+属格は、方向を問わない「〜から」で、教えの出どころを表す。

  2. しきたり

    儀式や行事で代々決まっているやり方。

    lóiman ráuvanai loimán sérin, ésa tróval fóndel.

    読み:ロイマン ラウヴァナイ ロイマーン セーリン、エーサ トローヴァル フォンデル。

    lóim-anráuvan-ailoim-ánsérin,és-atróvalfóndel.
    唱える-<彼らが>森の巫-<〜たちが>詞-<対格>このようにいる-<(軽いものが)>しきたり<主格>古い

    「森の巫たちはこのように詞を唱える。それが由緒あるしきたりなのだ。」

    儀式の手順を説明する文。接続詞なしで節を二つ並べ、読点で区切っている。fóndel は「由緒ある古さ」を表す形容詞で、主語の tróval(軽性・主格)に一致し、語尾はつかない。

    pórin eséla tróval séndos?

    読み:ポーリン エセーラ トローヴァル センドス?

    pórines-él-atróvalsénd-os?
    どのようにいる-<〜だろう>-<(軽いものが)>しきたり<主格>ここ-<属格>

    「「こちらのしきたりは、どのようなものでございましょうか。」」

    よその土地の年長者に、儀式のやり方を尋ねる言い方。目上の人には問いの小辞 ké を使わず、推量法で推し量る形にする。疑問詞 pórin は動詞の前に出る。推量法の -él- が強勢をとるので、és- は eséla になる。

解説

身分の段にふさわしいふるまいの決まり、すなわち礼法。座の高さ、坂道で歩く位置、食事で箸をつける順、詩の挨拶の順などがすべて含まれる。宮廷の礼法家はこれを守り伝える。作法を正しく守る人は「軽く」なり、上に近づくと考えられている。

文法

軽性・子音語幹(②型)。対 tróvalan、複 tróvalai(しきたりの数々)。

語源

語源未詳。

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