véiran

品詞
名詞
意味
配偶者
発音
[ˈveiran]
読み
ベイラン
分野
人・親族

意味

  1. 配偶者

    夫または妻。

    nóira véiran némes.

    読み:ノイラ ヴェーラン ネーメス。

    nóir-avéiranném-es.
    眠る-<(軽いものが)>配偶者<私>-<属格>

    「連れ合いは眠っている。」

    家に来た人への日常の受け答え。véiran は夫にも妻にも使い、性別を区別しない。人を指すので軽性の子音語幹で、動詞は軽性の -a をとる。時制がないので「眠っている」とも「眠った」とも取れる。

    lísa véiran némes sáindaran.

    読み:リーサ ヴェーラン ネーメス サインダラン。

    lís-avéiranném-essáindar-an.
    書く-<(軽いものが)>配偶者<私>-<属格>証文-<対格>

    「私の連れ合いが証文を書く。」

    véiran は人を指すので軽性で、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。夫と妻を区別しない。持ち主は属格にして名詞の後ろに置く。目上の人の配偶者を言うときは、持ち物と同じように尊敬の au- をつける。au- は v- の前で aub- に融合するので、その場合は aubéiran になる。

  2. 夫婦(双数)

    双数 véiranau で、ひと組の夫婦を表す。

    émbelau véiranau aursárais.

    読み:エンベラウ ヴェーラナウ アウルサーライス。

    émbel-auvéiran-auaursár-ais.
    祀る-<双数>夫婦-<双数>祖先-<〜たちを>

    「夫婦は祖先を祀る。」

    双数の véiranau は、数詞 dáu をつけなくても「ひと組の夫婦」を表す。夫婦は、双数がとくに好まれる組み合わせの一つ。双数の動詞の語尾 -au は、人称も性も区別しない。

    lísa lisár sáindaran véiranaun.

    読み:リーサ リサール サインダラン ヴェーラナウン。

    lís-alis-ársáindar-anvéiran-aun.
    書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人>証文-<対格>夫婦-<双数の〜の・〜に>

    「書記が、その夫婦に証文を書く。」

    婚姻の証文を、新しい夫婦に宛てて書く場面。双数では属格と与格が同じ形(-aun)になる。ここでは受け手を表す与格として、目的語の後ろに置いている。

解説

夫または妻。性別を区別しない。配偶者は定義上「別の流れ」の者なので、éul を添えない。夫婦は双数 véiranau で言い、高原の人はこれを「そろったひと組」の美しい形として好む。婚姻は、両家の系譜読みが互いの系譜を源から一瀬ずつ読み交わして決める。

文法

名詞(軽性・子音語幹)。対 véiranan、双 véiranau(夫婦)、双属与 véiranaun

語源

高原語固有の語。古くは「結ばれた者」の意だったとされる。

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