vúur-

品詞
動詞(自動詞)
意味
届く
発音
[ˈvuur]
読み
ブール
分野
基本動作

意味

  1. 届く

    主語となる物・光・声などが、ある距離を越えて対象に達する。

    dulíþin vúurimor gandér.

    読み:ドゥリーシン ヴーリモル ガンデール。

    dul-íþ-invúur-imorgandér.
    下る-<〜させる>-<〜して・〜く>届く-<我々が>硬木<対格>

    「我々は硬木を下ろせる。」

    副動詞+vúur-「届く」で、状況が許して「できる」。人称の語尾は vúur- につき、前の動詞の目的語 gandér は後ろに置く。

    na dulíþin vúuro fúnel gandér du dálor.

    読み:ナ ドゥリーシン ヴーロ フーネル ガンデール ドゥ ダーロル。

    nadul-íþ-invúur-ofúnelgandérdudálor.
    <〜ない>下る-<〜させる>-<〜して・〜く>届く-<(重いものが)>綱<主格>硬木<対格>下手下の国<対格>

    「綱は硬木を下の国まで下ろせない。」

    否定の na は副動詞の前に置き、二つの動詞をまとめて打ち消す。綱の長さが届かない、という可能の否定。

    rímbin þílim, salóur na rímbin vúurim sórel.

    読み:リンビン シーリン、サロール ナ リンビン ヴーリン ソーレル。

    rímb-inþíl-im,salóurnarímb-invúur-imsórel.
    数える-<〜して・〜く>分かる-<私が>しかし<〜ない>数える-<〜して・〜く>届く-<私が>今日

    「数え方は知っているが、今日は数えられない。」

    能力の þíl- と、可能の vúur- を並べて使い分ける。

  2. 届く

    対象が、主語の作用の及ぶ範囲内にある。

  3. 届く(届け出)

    文書・知らせ・物が、宛先や役所に到達する。

解説

距離を越えて、光・声・手・物などが対象に達する基本動詞。到達点には与格を用い、手の届く範囲、声の届く範囲、光の届く範囲を指すのにも使う。書簡・届け出・知らせ・物が宛先や役所に至る意味にも延伸する。

文法

自動詞。到達点は裸の与格。範囲・距離は前置詞句で表す。

語源

古高原語 *wūr-「近づく」から、w が摩擦音化して v になった。語根の長母音は保たれる。

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