wáp-

品詞
動詞
意味
歯を枝や布で清める
発音
[ˈwap]
読み
ワプ
分野
身体

意味

  1. 歯を枝や布で清める

    歯用の若枝を裂いた先や布で歯の表面を軽く動かし、汚れを落とす。研磨や磨耗の意はない。

    wápim krǘmul némes

    読み:ワーピン クリュームル ネーメス

    wáp-imkrǘm-ulném-es
    清める-<私が>歯-<〜たちを><私>-<属格>

    「私は歯をみがく。」

    日常の身じたくの話。wáp- は歯を小枝や布で清めるための専用語。所有は名詞句内の属格 ném-es で表す。krǘm-ul は重性o語幹の複数(主格・対格同形)。

    wapéndes krumsámon.

    読み:ワペンデス クルンサーモン。

    wap-énd-eskrumsámon.
    清める-<〜しますように>-<あなたが>歯茎<対格>

    「「歯茎をきれいにしてください。」」

    日常で、同じ段の相手に歯茎を清めるよう頼む願望法。wáp- は歯を枝や布で清める動詞。krumsámon は体の部位を表す重性名詞で、単数対格には語尾が立たない。

    na wápim krǘmo, salóur wápim krumsámon.

    読み:ナ ワーピン クリューモ、サロール ワーピン クルンサーモン。

    nawáp-imkrǘmo,salóurwáp-imkrumsámon.
    <〜ない>清める-<私が>歯<対格>しかし清める-<私が>歯の皮<対格>

    「「歯をきれいにしているのではなく、歯の皮をきれいにしている。」」

    歯そのものを指す krǘmo と、歯を包む柔らかい口内の皮帯を区別して言う字義どおりの言い方を対比する文。salóur が逆接で、動作の対象を対比している。

解説

歯用の小枝や布の先を歯の間に当て、短く往復させて汚れを落とす所作を指す語。物の表面を磨く・研ぐ動作や、平滑なものを拭く動作には使わない。高原の朝の身づくろいで中性に使える基本語で、身体を整えるという含みを持つ。

文法

動詞語根。語根末は閉鎖音。

語源

古高原語 *wap-「歯の間に小枝を当てて往復させる」から。歯茎と小枝が触れる動作の擬音を含むとされる。

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