þailúin

品詞
名詞
意味
澄みの頃
発音
[θaiˈluin]
読み
サイルーイン
分野
時間・空間・方向

意味

  1. 澄みの頃

    乾風期の前半。空が澄み、収穫を干して納める時期。

    kélan kelárai gandér þailúinei.

    読み:ケーラン ケラーライ ガンデール サイルーイネイ。

    kél-ankel-ár-aigandérþailúin-ei.
    伐る-<彼らが>伐る-<〜する人>-<〜たちが>硬木<対格>澄みの頃-<与格>

    「澄みの頃には、樵たちが硬木を伐る。」

    森の村で、一年の仕事の段取りを話すときの言い方。時を表す þailúin は前置詞をつけず、与格だけで「〜の頃に」を表す。軽性の子音語幹なので与格は -ei になる。硬木の伐り出しが始まる時期であることをよく表す文。

    lúin tóra þailúin, dúlan faronárai du orén.

    読み:ルーイン トーラ サイルーイン、ドゥーラン ファロナーライ ドゥ オレーン。

    lúintór-aþailúin,dúl-anfaronár-aiduorén.
    とき来る-<(軽いものが)>澄みの頃<主格>下る-<彼らが>運び人-<〜たちが>下手縁<対格>

    「澄みの頃が来ると、運び人たちが縁へ下りていく。」

    「〜とき」の節は lúin で始め、主節の前に置く。þailúin は節の主語で、動詞は軽性の tóra で受ける。崖道がいちばんにぎわい、縁の市が盛りを迎える時期を言う、決まった言い回し。

解説

乾風期の前半。空がいちばん澄み、乾いた風で雑穀の穂を干し上げて倉に納める時期である。倉の司が税を取り立て、硬木の伐り出しと最初の下ろしが行われ、縁の市が盛りを迎える。詩では、金の落葉樹の散る景色とともに詠まれることが多い。日本語話者には þ が s に聞こえ、「サイルイン」のように聞こえる。

文法

軽性・子音語幹(②型)。

語源

þáil「澄んだ」と lúin「とき・頃」の複合語。

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