þrín-

品詞
動詞(自動詞)
意味
目を覚ます
発音
[ˈθrin]
読み
トリン
分野
基本動作

意味

  1. 目を覚ます

    眠りから自然に目を覚ますこと。自発的な覚醒を指す。

    ké þréines sórel?

    読み:ケー スレーネス ソーレル?

    kéþréin-essórel?
    <〜か>目を覚ます<〜し終えた>-<あなたが>今日

    「今日、目を覚ましたか。」

    日常会話で、眠りから覚めたかどうかを尋ねる文。はいにあたる単独の語はなく、肯定は þréinim のように動詞を言い、否定は na þréinim、くだけた場では na だけで答えることもできる。þrín- は自分で目覚める意味で、人が人を起こす場合は使役 þríníþ- を使う。

    lúin áuran ombára ilánai, þrínan éndrai.

    読み:ルーイン アウラン オンバーラ イラーナイ、スリーナン エンドライ。

    lúináur-anombárailán-ai,þrín-anéndr-ai.
    とき昇る-<彼らが>十灯-<〜たちが>目を覚ます-<彼らが>人-<〜たちが>

    「十の灯が昇ると、人々は目を覚ます。」

    暦や儀礼の詞に似た書面の文。lúin 節は主節の前に置く。ombára ilánai は「十の灯」という星座名で、古い形 ombára が名前にだけ残っている。「十の灯」は通常の星の数えではなく、星を数えている意味にはならない。3複数の動詞は性を区別しない。

    þréinin, nanóirim.

    読み:スレーニン、ナノイリン。

    þréin-in,nanóir-im.
    目覚める<〜し終えた>-<〜して・〜く>眠れない-<私が>

    「目を覚ましてからは、眠れない。」

    同一主語の継起は duói でなく完了相の副動詞 -in で表す。þrín-「目覚める」の完了語根 þréin- に -in をつけ、後続の nanóirim で同じ主語を受ける。

    áumel, na þrínim unlóur.

    読み:アウメル、ナ スリーニン ウンロール。

    áumel,naþrín-imunlóur.
    早朝<〜ない>目を覚ます-<私が>まだ

    「早朝、私はまだ目を覚まさない。」

    作業前の静けさを含む早朝。直説法の否定は na、完了していない状態の「まだ」は unlóur。unlóur は動詞の直後に置く。

解説

眠りから自発的に目を覚ますこと。誰かに起こされた場合は使わず、他動詞の「起こす」は使役 -íþ- で作る(þríníþ-)。音の感じが湖の氷が割れる音に似ており、凍りの頃の暗い朝、炉の音で自然に目を覚ます場面に特にふさわしい響きをもつ。都の言葉でも森の言葉でも同じ形を使う。

文法

自動詞。3人称単数で軽性と重性を区別する(þrína/þríno)。

語源

古高原語 *þrīn- から。湖の氷が割れる音(krás-「割れる」の音感)に似せた擬音の語根とされる。

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