aurlisím

品詞
名詞(軽性・子音語幹)
意味
上げ書き
発音
[aurliˈsim]
読み
アウルリシム
分野
文字・書物・学び

意味

  1. 上げ書き

    敬う語を行より高く書く書き方。

    lisésa aldáran áurenan aurlisímei.

    読み:リセーサ アルダーラン アウレナン アウルリシーメイ。

    lis-és-aaldár-anáur-en-anaurlisím-ei.
    書く-<〜すべし>-<(軽いものが)>座-<対格>昇る-<〜した・〜された>-<軽性・対格>上げ書き-<与格>

    「「高き座」は上げ書きで書くべし。」

    書の作法を教える書物の一句。当為法で主語を言わないので一般の人が主語になり、軽性の -a をとる。分詞 áurenan は aldáran(軽性・単数・対格)に一致する。手段の「〜で」を与格 aurlisímei で言っている。

    na ésa aurlisím sáindarei sé, kloimár.

    読み:ナ エーサ アウルリシーン サインダレイ セー、クロイマール。

    naés-aaurlisímsáindar-eisé,kloim-ár.
    <〜ない>いる-<(軽いものが)>上げ書き<主格>証文-<与格>この<軽性>学ぶ-<〜する人>

    「弟子よ、この証文には上げ書きがないぞ。」

    学び舎で師が弟子の書いたものを直すときの言い方。存在文は「いる+主語+場所の与格」の形をとり、動詞は主語の aurlisím(軽性)に一致する。sáindar は軽性の子音語幹なので、与格は -ei になる。呼びかけの kloimár は呼格にしない。文末に読点で区切って添える。

解説

手紙や記録で、目上の人の名や王の座名・称号を、行より少し高い位置に書く書き方。王の座名は新しい行の頭から、とくに高く書き出す。荷札では、高い家の送り主の名をこの書き方で書く。

文法

②型

語源

aur-「昇る」+lisím「書法」(lís-+-ím)。尊敬の接頭辞 au- ではなく、動詞の語根 aur- そのものとの複合。

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