brésdul-

品詞
動詞
意味
胸を下げて身を寄せる
発音
[ˈbresdul]
読み
ブレスドル
分野
基本動作

意味

  1. 胸を下げ身を寄せる

    座ったまま胸を前へ下げて、隣や向かいの者に距離を詰める。改まった場で、目上の人に耳を寄せる、あるいは段の外の人に関心を寄せる動作を丁寧に言う。

    duói brésdula lisár.

    読み:ドゥオイ ブレスドゥラ リサール。

    duóibrésdul-alisár.
    それから胸を下げる-<(軽いものが)>書記<主格>

    「それから、書記が前へ身を乗り出した。」

    記録・年代記風の直説法。副動詞的小辞 duói が後続文の頭に立ち、出来事を順に並べる。主語は書記。brésdul- はくだけた場では避けられ、記録では改まった動作描写として使う。

    mé bresdulésa an aldáran.

    読み:メー ブレスドゥレーサ アン アルダーラン。

    mébresdul-és-aanaldár-an.
    <禁止・願いの打ち消し>胸を下げる-<〜すべし>-<(軽いものが)>上手座-<対格>

    「高き座へ向かって胸を下げてはならない。」

    礼法・書物の定型。主語を置かず、当為法で一般の行いを禁じる。否定に mé を使う。an aldár-an は方向の前置詞句で、aldár「座」に対格 -an がついた形。動詞 bresdul-「胸を下げる」を使うことで、単に近づくのではなく、高座に無遠慮に寄るのを戒める表現になる。

解説

胸(brés)を下げて(dúl-)前へ身を寄せる、座ったままの「身を乗り出す」の描写・婉曲の形。炉ばたでの日常的な動きというより、改まった場や、段を測りかねる相手(段の外の者、縁商人)に対して体を預ける動作を、体の部分を指定して丁寧に言うとき。都の人は、胸を名指しすることで「無遠慮に近づかない」姿勢を示す。くだけた崖道の言葉では brésdul- を避け、単純な動詞で済ませる。

文法

自動詞(複合語)。3人称単数:brésdula(軽)/ brésdulo(重)。完了語根:brésdoul-(後ろの要素の強勢が u にあり、u→ou)。

語源

brés「胸」+dúl-「下る」の複合語。胸が下がる、すなわち前へ体重が移る、という体の動きを二つの語で並べた形。複合語の強勢規則に従い、後ろの要素(dúl-)に強勢がある。

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