小説
左の目次から話を選んでください。
胸を下げ身を寄せる
座ったまま胸を前へ下げて、隣や向かいの者に距離を詰める。改まった場で、目上の人に耳を寄せる、あるいは段の外の人に関心を寄せる動作を丁寧に言う。
duói brésdula lisár.
読み:ドゥオイ ブレスドゥラ リサール。
| duói | brésdul-a | lisár. |
| それから | 胸を下げる-<(軽いものが)> | 書記<主格> |
「それから、書記が前へ身を乗り出した。」
記録・年代記風の直説法。副動詞的小辞 duói が後続文の頭に立ち、出来事を順に並べる。主語は書記。brésdul- はくだけた場では避けられ、記録では改まった動作描写として使う。
mé bresdulésa an aldáran.
読み:メー ブレスドゥレーサ アン アルダーラン。
| mé | bresdul-és-a | an | aldár-an. |
| <禁止・願いの打ち消し> | 胸を下げる-<〜すべし>-<(軽いものが)> | 上手 | 座-<対格> |
「高き座へ向かって胸を下げてはならない。」
礼法・書物の定型。主語を置かず、当為法で一般の行いを禁じる。否定に mé を使う。an aldár-an は方向の前置詞句で、aldár「座」に対格 -an がついた形。動詞 bresdul-「胸を下げる」を使うことで、単に近づくのではなく、高座に無遠慮に寄るのを戒める表現になる。
胸(brés)を下げて(dúl-)前へ身を寄せる、座ったままの「身を乗り出す」の描写・婉曲の形。炉ばたでの日常的な動きというより、改まった場や、段を測りかねる相手(段の外の者、縁商人)に対して体を預ける動作を、体の部分を指定して丁寧に言うとき。都の人は、胸を名指しすることで「無遠慮に近づかない」姿勢を示す。くだけた崖道の言葉では brésdul- を避け、単純な動詞で済ませる。
自動詞(複合語)。3人称単数:brésdula(軽)/ brésdulo(重)。完了語根:brésdoul-(後ろの要素の強勢が u にあり、u→ou)。
brés「胸」+dúl-「下る」の複合語。胸が下がる、すなわち前へ体重が移る、という体の動きを二つの語で並べた形。複合語の強勢規則に従い、後ろの要素(dúl-)に強勢がある。
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。