bresáur

品詞
形容詞
意味
胸が張る・得意だ
発音
[breˈsaur]
読み
ブレスアウル
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 胸が張る・得意だ

    自分の技や知識に満足し、胸が内側から押し上げられる、素直な誇り。

    ésa endríña némes bresáur.

    読み:エーサ エンドリーニャ ネーメス ブレサウル。

    és-aendríñaném-esbresáur
    いる-<(軽いものが)>子<主格><私>-<属格>胸が張る

    「私の子は得意だ。」

    日常の家庭や知人どうしの会話。主語 endríña「子ども」は軽性なので、述語の bresáur は軽性単数の無標形になる。

    éun ésim bresáur.

    読み:エウン エーシン ブレサウル。

    éunés-imbresáur
    うんいる-<私が>胸が張る

    「うん、私は得意だよ。」

    くだけた会話で、自分の気持ちにうなずくように応じる言い方。éun は日常の同意語、ésim は一人称単数の存在・判断用法。主語は語尾から読み、形容詞は軽性単数の無標形。

  2. 調子が良い(比喩)

    何かうまくいっている、気分が軽い状態。胸が軽く張っている感じ。

    sórel, ésim bresáur.

    読み:ソーレル、エーシン ブレサウル。

    sórel,és-imbresáur
    今日いる-<私が>調子が良い

    「今日は調子がいい。」

    その日の体調や気分を言う日常の言い方。達成に対する誇りではなく、胸の軽い張りを派生的に「調子が良い」と表す。時は動詞前の場面の枠に置く。

解説

brés「胸」+áur-「昇る」の複合。胸が内側から押し上げられる感覚、つまり「できた!」という素直な誇りを表す。高原の信仰では、言葉は息であり上へ昇るものであり、整った言葉は祖先に届くとされる。幼子が初めて歌を歌えたときや文字を書いたとき、胸の「息」がまっすぐ昇ったという感覚をこの語で言う。改まった場では胸を張るのは自重が足りないとされることがあり、日常の会話、とくに子どもや親しい者の間に現れる。

文法

形容詞(複合)。性・数・格で一致する。軽性(②型):bresáur(単主)・bresáuran(単対)・bresáures(単属)・bresáurei(単与)・bresáurau(双主対)・bresáuraun(双属与)・bresáurai(複主)・bresáurais(複対)・bresáurar(複属)・bresáurail(複与)。重性(③型):bresáur(単主対)・bresáuros(単属)・bresáurou(双主対)・bresáuroun(双属与)・bresáurul(複主対)・bresáurur(複属)・bresáuruls(複与)。

語源

brés「胸」+áur-「昇る」。複合語のため、前の要素の強勢は落とし、後ろの要素に強勢を置く(þéul+tául-→þeultául-の規則)。

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