小説
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胸が張る・得意だ
自分の技や知識に満足し、胸が内側から押し上げられる、素直な誇り。
ésa endríña némes bresáur.
読み:エーサ エンドリーニャ ネーメス ブレサウル。
| és-a | endríña | ném-es | bresáur |
| いる-<(軽いものが)> | 子<主格> | <私>-<属格> | 胸が張る |
「私の子は得意だ。」
日常の家庭や知人どうしの会話。主語 endríña「子ども」は軽性なので、述語の bresáur は軽性単数の無標形になる。
éun ésim bresáur.
読み:エウン エーシン ブレサウル。
| éun | és-im | bresáur |
| うん | いる-<私が> | 胸が張る |
「うん、私は得意だよ。」
くだけた会話で、自分の気持ちにうなずくように応じる言い方。éun は日常の同意語、ésim は一人称単数の存在・判断用法。主語は語尾から読み、形容詞は軽性単数の無標形。
調子が良い(比喩)
何かうまくいっている、気分が軽い状態。胸が軽く張っている感じ。
sórel, ésim bresáur.
読み:ソーレル、エーシン ブレサウル。
| sórel, | és-im | bresáur |
| 今日 | いる-<私が> | 調子が良い |
「今日は調子がいい。」
その日の体調や気分を言う日常の言い方。達成に対する誇りではなく、胸の軽い張りを派生的に「調子が良い」と表す。時は動詞前の場面の枠に置く。
brés「胸」+áur-「昇る」の複合。胸が内側から押し上げられる感覚、つまり「できた!」という素直な誇りを表す。高原の信仰では、言葉は息であり上へ昇るものであり、整った言葉は祖先に届くとされる。幼子が初めて歌を歌えたときや文字を書いたとき、胸の「息」がまっすぐ昇ったという感覚をこの語で言う。改まった場では胸を張るのは自重が足りないとされることがあり、日常の会話、とくに子どもや親しい者の間に現れる。
形容詞(複合)。性・数・格で一致する。軽性(②型):bresáur(単主)・bresáuran(単対)・bresáures(単属)・bresáurei(単与)・bresáurau(双主対)・bresáuraun(双属与)・bresáurai(複主)・bresáurais(複対)・bresáurar(複属)・bresáurail(複与)。重性(③型):bresáur(単主対)・bresáuros(単属)・bresáurou(双主対)・bresáuroun(双属与)・bresáurul(複主対)・bresáurur(複属)・bresáuruls(複与)。
brés「胸」+áur-「昇る」。複合語のため、前の要素の強勢は落とし、後ろの要素に強勢を置く(þéul+tául-→þeultául-の規則)。
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