dráun

品詞
名詞
意味
狼
発音
[ˈdraun]
読み
ドラウン
分野
動物・植物

意味

  1. 狼

    森の帯にすむ狼。

    ésa dráun símbo némores.

    読み:エーサ ドラウン シンボ ネーモレス。

    és-adráunsímbonémor-es.
    いる-<(軽いものが)>狼<主格>印<主格><我々>-<属格>

    「狼は我々のしるしだ。」

    森の氏族の者が、自分の氏族のしるしを言う文。繋辞の文は「és-+主語+述語」の順に並べる。繋辞は主語 dráun(軽性)に一致して -a をとり、述語の名詞 símbo は主格のままにする。

    lúin glǘno véinor, tóran dráunai du véinor.

    読み:ルーイン グリューノ ヴェーノル、トーラン ドラウナイ ドゥ ヴェーノル。

    lúinglǘn-ovéinor,tór-andráun-aiduvéinor.
    とき凍る-<(重いものが)>湖<主格>来る-<彼らが>狼-<〜たちが>下手湖<対格>

    「湖が凍ると、狼たちが湖へ下りてくる。」

    湖畔の村で凍りの頃について言う文。lúin の節は主節の前に置く。dráun は軽性の子音語幹で、複数主格は dráunai。du+対格で「下手へ」。véinor は重性なので、主格と対格が同じ形になる。

    ké sénes fíñelan? nés, sénim dráunan.

    読み:ケー セーネス フィーニェラン?ネース、セーニン ドラウナン。

    késén-esfíñel-an?nés,sén-imdráun-an.
    <〜か>見る-<あなたが>山猫-<対格>いや見る-<私が>狼-<対格>

    「「山猫を見たか?」「いや、狼を見た。」」

    森の民どうしのくだけたやりとり。はい・いいえで答える問いは、文頭の ké で作る。否定の答えでは、間投詞 nés のあとに、動詞を自分の人称に変えて言い直す。2人称を使っているので、並びか下向きの話し方になる。

    grúuna dráun téndoi.

    読み:グルーナ ドラウン テンドイ。

    grúun-adráunténd-oi.
    うなる-<(軽いものが)>狼<主格>あそこ-<与格>

    「「あそこで狼がうなっている。」」

    森で獣の声を耳にしたときの言い方。獣は軽性なので、動詞は -a をとる。「怒る」と同じ動詞を使い、獣が低い声を立てることを言う。

    houméran dráunai hervíñan

    読み:ホウメーラン ドラウナイ ヘルヴィーニャン

    houmér-andráun-aihervíñ-an
    囲む-<彼らが>狼-<〜たちが>小鹿-<対格>

    「狼たちが小鹿を囲む。」

    獣が獲物を四方から取り巻く場面。dráun「狼」は軽性の子音語幹で、複数主格は dráunai。hervíña「小鹿」は軽性a語幹で、単数対格は hervíñan。

解説

森の帯にすむ狼。熊や山猫と並んで、多くの森の氏族が氏族のしるしにしている。dráunes ráun「狼の流れ」と言えば、狼をしるしとする氏族を指す。

文法

軽性・子音語幹(②型)。対 dráunan、属 dráunes、複 dráunai。

語源

古高原語から受け継いだ語。

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