fáir

品詞
数詞
意味
四
発音
[ˈfair]
読み
ファイル
分野
数詞・数量

意味

  1. 四

    数の4。

    duþélim sélvanan, an fóndaros ráimaros dúlenan dáumbar téir lóurul, dúlenan fáir þrénul.

    読み:ドゥセーリン セルヴァナン、アン フォンダロス ライマロス ドゥーレナン ダウンバル テール ロールル、ドゥーレナン ファイル スレーヌル。

    du-þél-imsélvan-an,anfóndar-osráimar-osdúl-en-andáumbartéirlóur-ul,dúl-en-anfáirþrén-ul
    <〜させていただく>-名乗る-<私が>セルヴァン-<対格>上手源-<属格>ライマル-<属格>下る-<〜した・〜された>-<軽性・対格>二十三瀬-<〜たちを>下る-<〜した・〜された>-<軽性・対格>四段-<〜たちを>

    「ライマルの源から二十三瀬下りた、四段下りの者、セルヴァンと名乗らせていただきます。」

    改まった場での名乗り。固有名も小文字で書く。分詞 dúlenan は二度とも、名前の sélvanan(軽性・単数・対格)に一致している。lóurul と þrénul は道のりの対格。瀬と段は語が違うので、どちらが世代でどちらが身分かがすぐにわかる。

    ésa lisár sé dúlen fáir þrénul.

    読み:エーサ リサール セー ドゥーレン ファイル スレーヌル。

    és-alis-ársédúl-enfáirþrén-ul.
    いる-<(軽いものが)>書く-<〜する人・主格>この<軽性>下る-<〜した・〜された>四段-<〜たちを>

    「この書記は四段下りの者だ。」

    ある人の身分を、第三者に説明する文。身分も「dúlen+数詞+段 þrén の複数対格」で言う。lóur(瀬)ではなく þrén(段)を使っているので、世代ではなく身分の話だとわかる。本人の前でこのように数詞を添えて言うのは、相手の段によっては無作法になる。

    sénim fáir kelárais.

    読み:セーニン ファイル ケラーライス。

    sén-imfáirkel-ár-ais.
    見る-<私が>四伐る-<〜する人>-<〜たちを>

    「樵が四人見える。」

    目下の者や働き手は人数で数えてよいので、数詞をそのまま使う。目上の人には数詞をつけられないので、同じ言い方はできない。kelár は軽性の子音語幹で、複数対格は -ais。

    ésa lisár sé dúlen fáir þrénul.

    読み:エーサ リサール セー ドゥーレン ファイル スレーヌル。

    és-alis-ársédúl-enfáirþrén-ul.
    いる-<(軽いものが)>書く-<〜する人>この<軽性>〜段・〜瀬下りた-<〜した・〜された>四段-<〜たちを>

    「この書記は四段下りの者だ。」

    身分の段を言う言い方。分詞 dúlen に数詞と þrén「段」の複数対格(道のりの対格)を続けて、頂からどれだけ下りているかを表す。高原語にはこれにあたる序数がない。分詞は主語 lisár(軽性・単数・主格)に一致するので、語尾がつかない。þrénul を lóurul「瀬を」に替えると、身分ではなく世代の言い方になる。

    ké lísa lisár fáir lénais sáindarar?

    読み:ケー リーサ リサール ファイル レーナイス サインダラル?

    kélís-alis-árfáirlén-aissáindar-ar?
    <〜か>書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人・主格>四枚-<〜たちを>証文-<〜らの>

    「書記は証文を四枚書くのか。」

    同じ段か下の段の相手への問い。lén は軽性の子音語幹で、三以上の数の後ろでは複数になる。ここでは目的語なので、複数対格の lénais になる。数えるもの sáindar は複数属格。目上の人に尋ねるときは、ké を使わず推量法で尋ねる。

    éso fúnel só lóun fáir daumárul.

    読み:エーソ フーネル ソー ローン ファイル ダウマールル。

    és-ofúnelsólóunfáirdaumár-ul
    いる-<(重いものが)>綱<主格>この<重性>長い四腕-<〜ら(古い母音交替)>

    「この綱は四腕長い。」

    長さの単位としての用法。存在動詞 éso で主語 fúnel を受け、形容詞 lóun に単位句 fáir daumárul を続ける。数詞 fáir に伴う単位名詞は複数形。

    duþélim sélvanan, an fóndaros gléinaros dúlenan fáir þrénul.

    読み:ドゥセーリン セルヴァナン、アン フォンダロス グレーナロス ドゥーレナン ファイル スレーヌル。

    du-þél-imsélvan-an,anfóndar-osgléinar-osdúlen-anfáirþrén-ul.
    <〜させていただく>-名乗る-<私が>セルヴァン-<対格>上手源-<属格>グレイナル-<属格>下りた-<対格>四段-<〜たちを>

    「グレイナルの源から四段下った者、セルヴァンと名乗らせていただきます。」

    改まった名乗り定型。duþél- は謙譲の「名乗らせていただく」で、名前を対格で受ける。dúlen-an は見出し語 dúlen に軽性対格単数の接辞 -an を付けた形で、sélvanan に一致して後置修飾する。þrénul は「何段下りたか」を表す道のりの対格。

解説

数の四。名詞の前に置き、後ろの名詞は複数にする。dúlen fáir þrénul「四段下り」のように、段や瀬の数を言うのにも使う。

文法

数詞。格変化しない。後ろの名詞は複数。

語源

古高原語 *fáir から

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