小説
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香の木
赤い樹皮をもつ、香りの強い木。
bróla brándal aurándo es fóureles.
読み:ブローラ ブランダル アウランド エス フォーレレス。
| bról-a | brándal | aurándo | es | fóurel-es. |
| 作る-<(軽いものが)> | 司<主格> | 社<対格> | から | 香の木-<属格> |
「司は香の木で社を建てる。」
材料は「es+属格」(〜から)で表す。aurándo は重性o語幹なので、主格と対格が同じ形になる。香の木が社や納骨所の建材とされることを述べた、記録風の文。
élþo fóurel, éso aurándo gléin.
読み:エルソ フォーレル、エーソ アウランド グレーン。
| élþ-o | fóurel, | és-o | aurándo | gléin. |
| 燃える-<(重いものが)> | 香の木<主格> | いる-<(重いものが)> | 社<主格> | 清い |
「香の木がくすぶり、社は清らかである。」
香として焚かれる香の木は伐られた材なので、動詞は重性の -o で一致する。社 aurándo も重性なので、繋辞は éso になり、形容詞 gléin は重性・主格の形(語尾なし)になる。香の煙は上へ昇るものとして、祀りに欠かせない。
sén fóurelan rúsan téndo.
読み:セーン フォーレラン ルーサン テンド。
| sén | fóurel-an | rús-an | téndo. |
| 見る<命令法><あなたが> | 香の木-<対格> | 赤い-<軽性・対格> | あそこ |
「あそこの赤い香の木を見ろ。」
下向きの命令法2単数(むき出しの語幹 sén)。香の木 fóurel は赤い樹皮をもつ木で、生えているあいだは軽性なので、形容詞も軽性の対格 -an で一致する。形容詞は名詞のすぐ後ろに置く。
赤い樹皮をもつ、香りの強い木。社や納骨所の建材にし、細かく割いて香にする。焚いた煙はまっすぐ上へ昇る良い煙とされる。
軽性・子音語幹(②型)。対 fóurelan、属 fóureles、複 fóurelai。材や香の小片を指すときは一致が重性になる。
古高原語から受け継いだ語。
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