frumó

品詞
名詞
意味
傷
発音
[fruˈmo]
読み
フルモ
分野
身体

意味

  1. 傷

    血を流している外傷。出血していることを中心に指し、止血・手当・傷の区別の場で使う。

    flúuna ráuvan frumó.

    読み:フルーナ ラウヴァン フルモー。

    flúun-aráuvanfrumó.
    洗う-<(軽いものが)>森の巫<主格>傷<対格>

    「森の巫が傷を洗う。」

    治癒儀礼の手当て。動詞 flúun- の語尾は軽性の主語 ráuvan に合わせて -a。対象の傷 frumó は重性名詞で、対格は主格と同形。

    éso frumó némes gráis.

    読み:エーソ フルモー ネーメス グライス。

    és-ofrumóném-esgráis.
    いる-<(重いものが)>傷<主格><私>-<属格>悪い

    「私の傷は悪い。」

    日常の自己申告。名詞句「frumó némes(私の傷)」が主語で、存在・繋辞の語根 és- に3人称単数・重性の語尾 -o が付いて éso になる。形容詞 gráis は重性単数主格では無標識のまま置かれる。

    gíro sáko frumó.

    読み:ギーロ サーコ フルモー。

    gír-osákofrumó
    刺す-<(重いものが)>塩<主格>傷<対格>

    「塩が傷を刺す。」

    塩を傷口に当てたときのような、突然の鋭い痛みを表す日常的な用例。 sáko と frumó は重性で、動詞は3人称単数・重性の -o を受ける。重性名詞では対格語尾が見えず、語順 VSO で目的語が示される。

    éso frumó gáuloi némes.

    読み:エーソ フルモー ガウロイ ネーメス。

    és-ofrumógául-oiném-es.
    いる-<(重いものが)>傷<主格>脛-<与格><私>-<属格>

    「私の脛に傷がある。」

    日常の身体に関する文。gáulは重性の身体名詞で、体部に傷・不調があることを言う際、体部に与格単数、所有者をその直後に属格で添える。存在の動詞és-は主語であるfrumó(傷)の重性単数に一致し、gáuloiは主語ではない。

解説

血を流す傷を、出血を中心に指す語。「血の物」と字義づけられる透明な派生語で、出血の有無や出血の度合いに注意を置いて使う手当て・作業・検めの語として適する。出血を伴う外傷一般に使えるが、血を流さない軽い擦れ、内出血、病による痛みには使わない。大きな傷・浅い傷・縫い傷も、形容詞や filó「縫い目」との連語、派生で表せる。

文法

名詞。重性o語幹。frúm の語根 frum- に接尾辞 -ó が付いた形で、frumó としては語根の強勢が接尾辞に移る。

語源

frúm「血」+ -ó「〜するもの・重いものの名詞を作る接尾辞」。血を表す語根 frum- を派生語の語幹に立てた複合派生。

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