graunvrún-

品詞
動詞
意味
毛皮を頭から被る
発音
[graunˈvrun]
読み
グラウンヴルーン
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 毛皮を頭から被る

    毛皮を頭から肩にかけて被り、首や背を覆う動作。寝床や外での防寒として使う。

    graunvrún vrélmo!

    読み:グラウンヴルーン ヴレルモ!

    graunvrúnvrélmo!
    頭から被る<命令法><あなたが>毛皮<対格>

    「毛皮を頭から被れ。」

    家庭や作業場でのくだけた命令。命令法2単は語幹をむき出しにする。対象が毛皮 vrélmo であり、頭から肩へ覆う動作なので1番の語義。

  2. 頭から覆う

    毛皮に限定せず、厚い皮・覆布などを頭・肩から被る。

    graunvrúna faronár sámon múl.

    読み:グラウンヴルーナ ファロナール サーモン ムール。

    graunvrún-afaronársámonmúl.
    頭から被る-<(軽いものが)>運び人<主格>皮<対格>厚い

    「運び人は厚い皮を頭から被る。」

    屋外の作業中の日常の文。主語 faronár は人なので軽性3人称単数 -a。目的語 sámon は重性で対格が無標識、形容詞 múl も語尾がつかない。毛皮ではなく厚い皮を頭から被るため2番の語義。

解説

毛皮や厚い皮・覆いを頭から肩へ引き上げ、首や背を覆い隠す動作を指す。複合要素 gráun が「頭部」を示し、単に体に掛けるだけでなく、頭と肩まで覆うことを含意する。衣服として着る plél- や、紐・布をただ巻く vrún- の単独使用とも区別され、寝床で毛皮を頭まで引き寄せる動作、外気で首を守るために被る動作に使う。毛皮 vrélmo が典型対象だが、厚い皮や覆い布にも使える。

文法

複合動詞。語根は graunvrún-。対格に覆いを受け、主語は覆う者。複合要素 gráun は動作の焦点となる頭部を意味的に示し、頭部を別語として与格・対格にとる必要はない。vrún- と同じ母音交替で完了語根 graunvróun-。

語源

gráun「頭部」+vrún-「巻く」の複合。複合語では前の要素の強勢が落ち、gráun+vrún- → graunvrún- となる。

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