hervíña

品詞
名詞
意味
小鹿
発音
[herˈviɲa]
読み
ヘルビーニャ
分野
動物・植物

意味

  1. 小鹿

    森の民が狩る小型の鹿の総称。

    áura hervíña an dún.

    読み:アウラ ヘルヴィーニャ アン ドゥーン。

    áur-ahervíñaandún.
    昇る-<(軽いものが)>小鹿<主格>上手丘<対格>

    「小鹿が丘を駆け上がっていく。」

    森の村の日常の文。hervíña は hérvan「大鹿」に指小辞 -íña がついた軽性の a 語幹で、森の民が狩る小型の鹿を広く指す。獣は軽性なので、動詞は -a をとる。an+対格で「上手へ」。dún は重性なので、対格も主格と同じ形になる。

    ésa hervíña séndoi.

    読み:エーサ ヘルヴィーニャ センドイ。

    és-ahervíñasénd-oi.
    いる-<(軽いものが)>小鹿<主格>ここ-<与格>

    「「ここに小鹿がいる。」」

    狩り場で、獲物の気配を仲間に知らせる言い方。存在は「és-+主語+場所」で表す。hervíña は軽性なので、és- は3人称単数・軽性の ésa になる。

    houméran dráunai hervíñan

    読み:ホウメーラン ドラウナイ ヘルヴィーニャン

    houmér-andráun-aihervíñ-an
    囲む-<彼らが>狼-<〜たちが>小鹿-<対格>

    「狼たちが小鹿を囲む。」

    獣が獲物を四方から取り巻く場面。dráun「狼」は軽性の子音語幹で、複数主格は dráunai。hervíña「小鹿」は軽性a語幹で、単数対格は hervíñan。

  2. 麝香鹿

    麝香をとる小型の鹿。香の材料として、とくにこの意味で使う。

    sén hervíña, ende.

    読み:セーン ヘルヴィーニャ、エンデ。

    sénhervíña,ende.
    見る<命令法><あなたが>麝香鹿どうぞ

    「麝香鹿(の香)を見てくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。格語尾が落ちて hervíña はむき出しの形になり、動詞もむき出しの語幹 sén で言う。ende は願望法の語尾が固まった「頼む」。交易の場では、hervíña はとくに香の材料をとる麝香鹿と、その産物を指す。

    tóra hervíña té, tául élan ré brolénde ráuvan gleinó.

    読み:トーラ ヘルヴィーニャ テー、タウル エーラン レー ブロレンデ ラウヴァン グレイノー。

    tór-ahervíñaté,táulél-anrébrol-énd-eráuvangleinó.
    来る-<(軽いものが)>麝香鹿<主格>あの<軽性>取る<命令法><あなたが><3人称単数・軽性>-<対格><〜と(節)>作る-<〜しますように>-<(軽いものが)>森の巫<主格>護符<対格>

    「あの麝香鹿が来る。森の巫が護符を作れるよう、あれを獲れ。」

    森の氏族の長が狩人に命じる、下向きの言い方。hervíña は軽性なので、指示詞は軽性の té になる。té には強勢を置き、読点で区切るので、関係節ではないとわかる。目的は「ré+願望法」で表す。この願望法は丁寧さではなく、「そうなってほしいこと」を表す。護符 gleinó は重性の o 語幹なので、対格も主格と同じ形になる。

解説

森の民が狩る小型の鹿の総称。麝香をとる麝香鹿もこの語で呼ぶ。語の作りは「小さな大鹿」だが、大鹿の子どもではなく別の種類の鹿を指す。大鹿の子を言うときは hérvan に別の語を添える。

文法

軽性・a語幹(①型、語根に強勢)。対 hervíñan、複 hervíñai。

語源

hérvan「大鹿」+指小の接尾辞 -íña。

語幹の異形

説明に出てくる語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する