小説
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おかえり
帰還が無事に定まったことを祝う、やや改まった挨拶。
hoinénde, endríña! hél!
読み:ホイネンデ、エンドリーニャ!ヘール!
| hoin-énd-e, | endríña! | hél! |
| 帰る-<〜しますように>-<(軽いものが)>, | 子<主格>! | 座る<命令法><あなたが> |
「「おかえり、子ども。座れ。」」
炉辺で、外から帰った子どもに使う日常的な定型。hoinénde は帰ってきた人そのものの帰還を、願望法で成立したものと認める挨拶。呼びかけは名詞のまま。後半は目下の子どもへの命令法。
hoinénde, faronár! éso bóral fóum.
読み:ホイネンデ、ファロナール!エーソ ボーラル フォーン。
| hoin-énd-e, | faronár! | és-o | bóral | fóum. |
| 帰る-<〜しますように>-<(軽いものが)>, | 運び人<主格>! | いる-<(重いものが)> | 家<主格> | 暖かい |
「「おかえり、運び人。家は暖かい。」」
遠役や崖道から帰った運び人を出迎える場面。hoinénde のあとに、戻った者の居場所としての家が今も暖かいことを述べる。bóral は重性なので存在動詞は éso。形容詞は主格無標で名詞に後置する。
hóin-「帰る」を願望法に固定した式句。戻ってきた者に対して、その帰還が途中で引き戻されることのないよう炉に定まり、戻った者として成立するようにと認める挨拶。2人称を直接用いず、人を含む軽性の3人称願望形とするため、家庭的な改まりの場面、長期・遠役からの帰還、目上を含む炉への帰還で用いられる。初来訪の者には使わない。
不変化。固定化した願望法3人称単数軽性の形。本来の動詞形ではほかの人称・数の形も立てうるが、挨拶語としてはこの形のみが定着する。
hóin-「帰る」+願望法語尾 -énde「〜なさいますように(3人称単数軽性)」。
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