krambóra

品詞
固有名詞
意味
クランボーラ(旧道の二つ目の岩棚)
発音
[kramˈbora]
読み
クランボーラ
分野
時間・空間・方向

意味

  1. クランボーラ

    旧道の、上から二つ目の岩棚。「崖山羊の棚」。

    ké sénes krambóra?

    読み:ケー セーネス クランボーラ?

    késén-eskrambóra?
    <〜か>見る-<あなたが>クランボーラ<対格>

    「クランボーラが見えるか?」

    旧道の上から二つ目の岩棚を尋ねる日常会話。ké を文頭に置いてはい/いいえの問いを作る。sén-「見る」の2人称単数形。krambóra は旧地名 *-óra の土地名として重性扱いとし、対格は主格と同形で語尾が立たない。funelór 周辺では語末 a を発音し、他では krambór とも言う。

    lúin áurau sílarau, gélau némor dáun du krambóra.

    読み:ルーイン アウラウ シーララウ、ゲーラウ ネーモル ダウン ドゥ クランボーラ。

    lúináur-ausílar-au,gél-aunémordáundukrambóra.
    とき昇る-<双数>月-<双数>行く-<双数><我々>二人下手クランボーラ<対格>

    「二つの月が昇ると、我ら二人はクランボーラへ下っていく。」

    道筋や季節を記す書物的な文。lúin 節は読点で主節と区切る。双数の動詞 áurau・gélau は人称を表さないが、主節の némor が加わって話し手を含む二人であることがわかる。du + 対格で下手・南方向への動きを示す。krambóra は固有名詞として、対格でも語尾が立たない。

解説

旧道の上から二つ目の岩棚。崖山羊がよく群れることからの名。今も崖山羊が行き来する。旧道の岩棚の名はどれも古い場所の接尾辞 *-óra を含む。荷担ぎ歌と funelór の年長者の言い方では語末の a まで言う。

文法

固有名詞。重性(岩棚は地上の石なので)。綴りは〈krambora〉。 属 krambóros、与 krambóroi。

語源

krámbo「崖山羊」+古い場所の接尾辞 *-óra。「崖山羊の棚」。*-óra は地名にだけ残る(funelór と同じ)。

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