小説
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掌でさする
掌を肌に密着させ、そのままゆっくり滑らせる。
láma ólmar klóno némes.
読み:ラーマ オルマル クローノ ネーメス。
| lám-a | ólmar | klóno | ném-es. |
| 掌でさする-<(軽いものが)> | 年長者<主格> | 膝<対格> | <私>-<属格> |
「年長者が私の膝を掌でさする。」
世話・手当ての場面として自然な言い方。目的語は膝。膝は重性o語幹で、目的語も主格と同形。所有は名詞に後置した代名詞の属格で示す。
lámim már táses.
読み:ラーミン マール ターセス。
| lám-im | már | tás-es. |
| 掌でさする-<私が> | 手<対格> | <あなた>-<属格> |
「私はあなたの手を掌でさする。」
相対で冷えた手のひらに掌を添える場面。目的語は手。所有は第二人称代名詞の属格を名詞後に後置して示す。
慰める
冷えや不安を和らげる手当てとして用いる。
láma ólmar endríñan.
読み:ラーマ オルマル エンドリーニャン。
| lám-a | ólmar | endríñ-an. |
| 慰める-<(軽いものが)> | 年長者<主格> | 子ども-<対格> |
「年長者が子どもを慰める。」
目的語に人を取ると、冷えや不安を和らげる手当てとしての「慰める」意になる。子どもは軽性a語幹で、対格は -an をとる。
láma séulin néman.
読み:ラーマ セウリン ネーマン。
| lám-a | séulin | ném-an. |
| 慰める-<(軽いものが)> | 友<主格> | <私>-<対格> |
「友が私を慰める。」
人同士の慰めを言う言い方。第一人称目的語は ném-an(néman)を使う。主語の友は人なので、動詞は軽性の3人称単数 -a で受ける。
掌を冷えた膝や手足、乳幼児の背に添え、そのままゆっくり滑らせて温め落ち着ける本来の「さする」を表す動詞。指先や爪だけで触れる撫で、強くこすり合わせる動作、互いの手を揉み合う動作とは区別される。掌を当てる行為として「手当て」のニュアンスが強く、体温を分かち合う含みがある。
不規則名詞派生動詞。語根末は m。直説法では人称語尾が直接つき、完了は語根母音の交替で作る。
lámo「掌」から不規則に動詞化したもの。
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