mélna

品詞
名詞(軽性・a語幹)
意味
詩
発音
[ˈmelna]
読み
メルナ
分野
文字・書物・学び

意味

  1. 詩

    韻律の整った一首の詩。

    lúin gélim an kreinándo, áura mélna némes an aursárais.

    読み:ルーイン ゲーリン アン クレイナンド、アウラ メルナ ネーメス アン アウルサーライス。

    lúingél-imankreinándo,áur-amélnaném-esanaursár-ais.
    とき行く-<私が>上手納骨所<対格>昇る-<(軽いものが)>詩<主格><私>-<属格>上手祖先-<〜たちを>

    「納骨所へ上るときには、私の詩が祖先の方々のもとへ昇っていく。」

    成人の儀や祖先祀りで聖地に登る人の言葉。移動の動詞 gél- には方向の前置詞をかならず添えるので、an「上手へ」で上りの道だとわかる。詩は息なので軽く、祖先への捧げものとして上へ昇る。祖先は複数対格 -ais で表す。

    áuren virnourá, gléin mélna.

    読み:アウレン ヴィルノウラー、グレーン メルナ。

    áur-envirnourá,gléinmélna
    昇る-<〜した・〜された>含み<主格>清い詩<主格>

    「高きは含み、清きは詩。」

    よい詩をほめるときに引かれる、格言ふうの句。繋辞を落とし、述語の形容詞・分詞を先に置く諺の語順になっている。ほのめかしが深いほど詩は「高く昇る」という考え方を表している。

    aurénde mélna an aursárais.

    読み:アウレンデ メルナ アン アウルサーライス。

    aur-énd-emélnaanaursár-ais
    昇る-<〜しますように>-<(軽いものが)>詩<主格>上手祖先-<〜たちを>

    「この詩が、ご先祖様がたのもとへ昇りますように。」

    崖道から都へ帰った人などが、祖先に詩を捧げるときの言葉。主語 mélna は軽性なので、願望法の3人称単数は -e になる。an+対格で「上手へ」。

    selvána aurél ré ésa mélna sé gléin.

    読み:セルヴァーナ アウレール レー エーサ メルナ セー グレーン。

    selván-aaurélréés-amélnaségléin
    おっしゃる-<(軽いものが)>あの方<主格><〜と(節)>いる-<(軽いものが)>詩<主格>この<軽性>清い

    「あの方は、この詩は清いとおっしゃる。」

    目上の人の言葉を伝える改まった言い方。selván- は「言う」の尊敬の補充形。ré の後ろの節も動詞で始まり、繋辞 ésa が主語 mélna(軽性)に一致する。

    drénan kloimárai un krévan, duói léunan mélnan rainiþárei, si na rímba rainiþár virán gráisan.

    読み:ドレーナン クロイマーライ ウン クレーヴァン、ドゥオイ レウナン メルナン ライニサーレイ、シ ナ リンバ ライニサール ヴィラーン グライサン。

    drén-ankloimár-aiunkréva-n,duóiléun-anméln-anrainiþár-ei,sinarímb-arainiþárvir-ángráis-an.
    参る-<彼らが>弟子-<〜たちが>内に練習の場-<対格>それから申す-<彼らが>詩-<対格>師-<与格>と<〜ない>数える-<(軽いものが)>師<主格>言葉-<対格>悪い-<対格>

    「弟子たちは稽古の場へ参り、それから師に詩を申し上げる。師は言い誤りを数えない。」

    宮廷や学び舎での詩の稽古を言った文。弟子の行いは謙譲の補充形で表し、drén-「参る」と léun-「申す」を使っている。un krévan は「稽古の場へ」で、本番ではない場であることを示す。virán gráisan「悪い言葉」は、ここでは無礼な言葉ではなく、言い損なった語を指す。形容詞 gráis は名詞の後ろに置かれ、軽性・対格の -an で一致している。

    lúin tóra saréna mélnes, mé véil virán!

    読み:ルーイン トーラ サレーナ メルネス、メー ヴェール ヴィラーン!

    lúintór-asarénaméln-es,mévéilvir-án!
    とき来る-<(軽いものが)>本番<主格>詩-<属格><禁止・願いの打ち消し>忘れる<命令法><あなたが>言葉-<対格>

    「詩合わせで正式の詠みの番が来たら、句を忘れるなよ。」

    詩合わせの前に、目上の者が目下の者に言う励ましの言葉。saréna mélnes「詩の本番」は、勝ち負けの判定にかかる正式の詠みを指し、その前の下詠みと区別する。lúin 節では saréna が主語になり、軽性なので動詞は -a で受ける。禁止は mé +命令法の言い方で、2人称単数なので下向きの話し方になる。

    súna mélna sé nourán

    読み:スーナ メルナ セー ノウラーン

    sún-amélnasénour-án
    袖引く-<(軽いものが)>詩<主格>この<軽性>心-<対格>

    「この詩は心を引く。」

    書物・詩の用法。sún- は比喩的に「聞き手の注意や関心を軽く引く」意になる。主語 mélna「詩」は軽性a語幹なので、動詞は軽性の直説法3人称単数 sún-a。nourán は軽性a語幹 nourá「心」の対格。

    orveléima lisár mélnan.

    読み:オルヴェレーマ リサール メルナン。

    orveléim-alis-árméln-an.
    語順を入れ替える-<(軽いものが)>書く-<〜する人・主格>詩-<対格>

    「書記は詩の語順を入れ替える。」

    書記が詩文を書き改める場での言い方。直接目的語の mélnan は、物理的な巻物そのものではなく、詩文の中の語の並びを指す。詩・句・文などの並びに対して使う。

解説

宮廷の詩合わせ、詩の挨拶、成人の儀の捧げものなどで詠まれる詩を指す軽性名詞。整った言葉は祖先に届く捧げものとされる。自分の詩をへりくだって言うときは viríña「拙い句」を使う。

文法

①型。数えるときは「首」にあたる量の名詞をつけずに数詞で直接数える

語源

古い語。

語幹の異形

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する