marfúnel

品詞
名詞
意味
綱臂・腕木
発音
[marˈfunel]
読み
マールフーネル
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 綱臂・腕木

    滑車の綱を支える水平の梁。車輪が据えられ、綱が転がって荷が下る。

    kráilo marfúnel fúnel.

    読み:クライロ マルフーネル フーネル。

    kráil-omarfúnelfúnel.
    手に持つ-<(重いものが)>綱臂<主格>綱<対格>

    「綱臂が綱を支えている。」

    崖道のくだけた話し方。降ろし場で作業の前に、綱臂と綱の関係を運び人が確認しながら言う文。VSOの基本語順(動詞–主語–目的語)。marfúnelは重性子音語幹(③型)なので、3人称単数の動詞は-o。fúnelも重性③型なので、対格は主格と同じ形(語尾なし)。

    pó dulíþo ó gandér marfúneloi?

    読み:ポー ドゥリーソ オー ガンデール マルフーネロイ?

    pódul-íþ-oógandérmarfúnel-oi?
    何<主格>下る-<〜させる>-<(重いものが)><3人称単数・重性・主格>硬木<対格>綱臂-<与格>?

    「綱臂で、硬木を(何が)下ろすのだ?」

    崖道のくだけた話し方での問い。pónを使わないため、主語を尋ねる場合は主語の枠に再述のóを残す(統語論1.2節「前に出した語の読み方」)。póは主格。marfúneloiは場所の与格(重性③型DAT -oi)。降ろし場の仕組みを尋ねる文で、綱臂の役割を問う。

    lúin léimim fáron, kruntiúlo marfúnel.

    読み:ルーイン レーミン ファーロン、クルンティウーロ マルフーネル。

    lúinléim-imfáron,kruntiúl-omarfúnel.
    とき置く-<私が>荷<対格>支えが軋む-<(重いものが)>腕木<主格>

    「「荷を置くと、腕木が軋む。」」

    荷を受け止めるときの通常の作動音を示す日常表現。kruntiúl-の自然な主語は腕木・綱・橋脚などの支えで、ここではmarfúnelが重性・単数の主語。

    lúin kruntiúlo marfúnel, þalíþa funelár fáron.

    読み:ルーイン クルンティウーロ マルフーネル、サリーサ フネラール ファーロン。

    lúinkruntiúl-omarfúnel,þal-íþ-afunelárfáron.
    とき支えが軋む-<(重いものが)>腕木<主格>止まる-<〜させる>-<(軽いものが)>綱番<主格>荷<対格>

    「「腕木が軋むと、綱番は荷を止める。」」

    現場の定型的操作。þal-「止まる」に使役接尾辞-íþ-が付いたþalíþ-「止める」を用いる。主語funelárは軽性・単数、目的語fáronは重性・単数で対格が主格と同形。

解説

滑車の機構で、綱を乗せて支える水平の梁。「綱の腕」の意。綱が車輪の上を転がって下りるまでの間、その綱を受け止める構造部を指す。降ろし場や継ぎ場では、車輪が据えられたこの梁から荷が崖へ下ろされる。複合語なので、前の要素 már の強勢が落ち、後の要素 fúnel に強勢が置かれる(marfúnel)。

文法

重性・子音語幹(③型)。主格・対格:marfúnel、属格:marfúnelos、与格:marfúneloi、双数:marfúnerou、複数:marfúnelul。

語源

már「手・腕」(重性・子音語幹)+ fúnel「綱」(重性・子音語幹)の複合。

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