póþul

品詞
定型句(疑問)
意味
なんだって
発音
[ˈpoθul]
読み
ポスル
分野
会話の定型・挨拶・応答

意味

  1. なんだって

    相手の言葉が聞き取れなかったときに聞き返す言葉。

    póþul? na fíndim.

    読み:ポースル?ナ フィンディン。

    póþul?nafínd-im.
    なんだって<〜ない>聞く-<私が>

    「なんだって? 聞こえなかった。」

    相手の言葉が聞き取れなかったときの聞き返し。風の強い縁の肩や、騒がしい市でよく使う。くだけた言い方なので、目上の人には使わない。目上の人に聞き返すときは、推量法を使った遠回しな言い方にする。

    póþul? vír, ende.

    読み:ポースル?ヴィール、エンデ。

    póþul?vír,ende.
    なんだって言う<命令法><あなたが>どうぞ

    「なんだって? もう一回言ってくれ、頼む。」

    縁の市の取引言葉。むき出しの語幹 vír に ende を添えて、言い直しを頼んでいる。市は段に乗らない場なので、命令法と同じ形でも無礼にはならない。

  2. なんだって(意外)

    意外なことを言われたときに、驚いて聞き返す言葉。

    póþul? tóro nébro es orénos?

    読み:ポースル?トーロ ネーブロ エス オレーノス?

    póþul?tór-onébroesorén-os?
    なんだって(意外)来る-<(重いものが)>霧<主格>から縁-<属格>

    「なんだって? 縁から霧が上がってくるだと?」

    思いがけない知らせに驚いて、相手の文をそのまま問いの調子で繰り返している。nébro「霧」は重性なので、動詞は3人称単数・重性の -o をとる。霧が来ると市は閉じ、精算は霧の前に済ませなければならないので、霧の知らせは商人にとって一大事である。

    póþul? slúun?

    読み:ポースル?スルーン?

    póþul?slúun?
    なんだって(意外)千

    「なんだって? 千だと?」

    相手の言った数に驚いて聞き返す言い方。驚いた点だけを、おうむ返しに短く繰り返す。千の取り違えが多い縁の市では、大きな数を聞き返すことがよくある。

解説

pó þóules「お前は何を言った」が縮んだ、くだけた聞き返しの言い方。同輩や目下にしか使えず、目上の人には推量法で「何とおっしゃいましたでしょうか」と尋ねる。

文法

活用しない。2人称を含むので下向き・並びの話し方でだけ使う。

語源

pó「何」+þóul-(vír-「言う」の完了語根)+-es が、くだけた話し方の語末母音の脱落で縮んだもの。

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