小説
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いつ
出来事の時を尋ねる。
plúin dulíþan kelárai gandér?
読み:プルーイン ドゥリーサン ケラーライ ガンデール?
| plúin | dul-íþ-an | kel-ár-ai | gandér? |
| いつ | 下る-<〜させる>-<彼らが> | 伐る-<〜する人>-<〜たちが> | 硬木<対格> |
「樵たちはいつ硬木を下ろすのか。」
疑問詞 plúin は、ほかの疑問詞と同じく動詞の前に置く。plúin は格変化しない。時制がないので、過去のことにも先のことにも使える。答えはふつう、lúin 節(「十の灯が昇ると」など)か、an nébroi「霧の前に」のような時を表す句で返す。
plúin gloiréla aulisár?
読み:プルーイン グロイレーラ アウリサール?
| plúin | gloir-él-a | au-lis-ár? |
| いつ | お越しになる-<〜だろう>-<(軽いものが)> | <お〜になる・御〜>-書く-<〜する人> |
「書記の方はいつお越しになるのでしょうか。」
目上の人の予定を尋ねる、上向きの問い。疑問詞は文頭に残し、動詞は推量法にして推し量る形にする。「来る」には尊敬の補充形 glóir- を使う。強勢は推量法の -él- に移る。目上の人には、ké を使った問いや2人称の問いを避ける。
plúin hoinéles? du álmarei sé.
読み:プルーイン ホイネーレス?ドゥ アルマレイ セー。
| plúin | hoin-él-es? | du | álmar-ei | sé. |
| いつ | 帰る-<〜だろう>-<あなたが> | 下手 | ひと月-<与格> | この<軽性> |
「「いつ帰るつもりだ。」「この月が明けたら。」」
二人の発話。未来の予定は推量法で尋ねる。答えは動詞を省いた前置詞句だけで言う。時間は川の流れとみるので、du+与格「〜の下手で」は「〜の後に」の意味になる。du álmarei sé は「この月の後に」、つまり翌月のこと。
plúin hóines? hoinéim dórel.
読み:プルーイン ホイネス?ホイネーン ドーレル。
| plúin | hóin-es? | hoin-é-im | dórel. |
| いつ | 帰る-<あなたが> | 帰る-<〜だろう>-<私が> | 明日 |
「「いつ帰る?」「明日帰るだろう。」」
くだけたやりとり。疑問詞 plúin は動詞の前に出る。時制がないので、これから先のことは推量法で言う。1人称の語尾の前では推量法の -él- の l が落ちて -é- になり、hoinéim となる。
plúin seláura endríña?
読み:プルーイン セラウラ エンドリーニャ?
| plúin | seláur-a | endríña |
| いつ | 目覚める-<(軽いものが)> | 子ども<主格> |
「子どもはいつ目を覚ますのですか。」
日常の朝の問答で使う文。疑問詞 plúin は動詞の前に出す。主語 endríña は人なので軽性一致。seláur- はもともと改まった・詩的な語で、くだけた場面では格式ばった印象を与える。
plúin áura snéula?
読み:プルーイン アウラ スネウラ?
| plúin | áur-a | snéula? |
| いつ | 昇る-<(軽いものが)> | 粉じん<主格> |
「粉じんはいつ舞い上がるか。」
日常の問いで、意味2の訳語「粉じん」を用いる。疑問詞 plúin は動詞の前に置く。軽性名詞に動詞 áur- が一致する。
時を尋ねる疑問詞。他の疑問詞と同じく動詞の前に出る(plúin tóres?「いつ来た」)。時を川の流れと見るので、an plúin「いつより前に」、du plúin「いつより後に」とも言う。答えは白月の名、上中下の十日、星の昇りなどで言うのがふつう。目上の人には使わず、推量法で事柄を尋ねる。
格変化しない。文頭に置く。
疑問代名詞 pó「何」+接続の小辞 lúin「〜とき」。*pó-lúin「何の時」が縮んだ形。
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