síndo

品詞
名詞
意味
涙
発音
[ˈsindo]
読み
シンド
分野
身体

意味

  1. 涙

    目から下る液体。感情(悲しみ・喜び・感激)によって目から流れ出るもの。

    klénim síndo.

    読み:クレーニン シンド。

    klén-imsíndo
    拭く-<私が>涙<対格>

    「私は涙を拭う。」

    日常の世話や慰めの場面で用いる文。klén-「拭く」は他動詞で、涙を目的語に取る。主語の第一人称は語尾imに含み、代名詞 ném は添えない。涙は一般名詞として単数で受けているが、実際の複数滴を指す場合はsíndulも可。

    na þálo síndo.

    読み:ナ サーロ シンド。

    naþál-osíndo
    <〜ない>止まる-<(重いものが)>涙<主格>

    「涙が止まらない。」

    感情の高まりを述べる日常の文。þál-「止まる」は自動詞なので、主語síndoに語形を合わせる。síndoは重性主語なので、動詞は3人称単数・重性の-oとなる。事実の否定なので小辞naを使う。

  2. 涙(複・比喩)

    複数名詞 síndul で「涙ぐみ」「涙が滲む状態」にも使う。「目に涙が滲む」は「目の中に síndo がある」(éso síndo un senórei)と存在の文で言う。

    ké sán síndul un senóei táses?

    読み:ケー サーン シンドゥル ウン セノーエイ ターセス?

    késánsínd-ulunsenó-eitás-es?
    <〜か>存在<彼らが>涙-<〜たちが>内に目-<与格><あなた>-<属格>

    「あなたの目に涙が浮かんでいますか?」

    日常会話で、相手の目に浮かぶ涙ぐみを尋ねる文。複数名詞 síndul が「涙ぐみ」という状態を表す。存在の文で複数の主語を受け、存在動詞は sán になる。un senóei は「目に」で、un に与格形 senóei が従う。後置の táses が所有を表す。

解説

目から下る液体。笑い・悲しみ・感激のときに目から流れ出るもの。重性で、下へ落ちるものとして扱われる。ふだんの会話で最も一般的な語で、宮廷語から崖道の言葉まで全層で使われる。「拭く」klén-、「流す」vúl-、「止める」þál- と組んで、涙を拭く・流す・堪えるという意味を作る。都の改まった言葉では「目から下るもの」のような婉曲表現に置き換えることがあるが、それはたいてい詩句を引くためであり、ふだんの頼みごとや報告ではそのまま síndo を使う。

文法

重性o語幹。単主対 síndo、単属 síndos、単与 síndoi、双主対 síndou、双属与 síndoun、複主対 síndul、複属 síndur、複与 sínduls。

語源

古高原語 *sindó から。意味は「目から下る一滴」。

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