小説
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六
数の六。後ろの名詞は複数になる。
funeléra lisár sóur báronul sáindarei.
読み:フネレーラ リサール ソール バーロヌル サインダレイ。
| funelér-a | lis-ár | sóur | báron-ul | sáindar-ei. |
| 書き留める-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人> | 六 | 本-<〜たちを> | 証文-<与格> |
「書記は証文に「六本」と書き留める。」
証文付けの文。証文や帳簿では品名の欄が数の欄とは別にあるので、数の欄には「数詞+量の名詞」だけを書く。会話では量の名詞を省くことが多いが、帳簿・証文・荷札ではほぼ必ず入れる。sáindar「証文」は軽性の子音語幹なので、与格は -ei になる。
tóran sóur faronárai es orénos.
読み:トーラン ソール ファロナーライ エス オレーノス。
| tór-an | sóur | faron-ár-ai | es | orén-os. |
| 来る-<彼らが> | 六 | 荷-<〜する人>-<〜たちが> | から | 縁-<属格> |
「運び人が六人、縁から上がってくる。」
運び人のような目下の者や働き手は、数詞で数えてかまわない。目上の人は数えず、ひとまとまりの複数で言う。三以上の数詞の後ろでは、名詞は複数になる。
lísim sóur sáindarais.
読み:リーシン ソール サインダライス。
| lís-im | sóur | sáindar-ais. |
| 書く-<私が> | 六 | 証文-<〜たちを> |
「証文を六通書く。」
市での商人の会話。sóur「六」の後ろの名詞は複数になる。sáindar は軽性の子音語幹で、複数対格は -ais になる。帳簿では量の名詞を添えるが、会話では省くのがふつう。
基数の「六」。名詞の前に置き、後ろの名詞は複数になる。商人の身分「六段下り」(dúlen sóur þrénul)の数として、市でよく耳にする。
数詞。不変化。後続の名詞は複数。
古高原語 *sóur から。基数の「六」。
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