sláur-

品詞
動詞(非意志・自動詞)
意味
残る
発音
[ˈslaur]
読み
スラウル
分野
性質・状態

意味

  1. 残る

    物が過ぎた後、自然と留まっている。

    sláuro unlóur eelþó.

    読み:スラウロ ウンロール エールソー。

    sláur-ounlóureelþó
    残る-<(重いものが)>まだ灰<主格>

    「灰がまだ残っている。」

    日常の観察文。灰が自然に留まっていることを表す非意志の自動詞。誰かが意図的に残したという含みはない。「まだ」は動詞の直後に置かれる。

  2. のこる

    味・気配・痕などが、主体が過ぎた後も感じられる。

    na sláuro vúumo.

    読み:ナ スラウロ ヴーモ。

    nasláur-ovúumo
    <〜ない>残る-<(重いものが)>味<主格>

    「味が残っていない。」

    日常会話で、食事や飲み物の後に後味が残っていないことを言う。高原語には時制語形がないため、直説法で現在の事実として述べる。

解説

自然に残り続けることを表す非意志動詞。火後の灰、通った後の痕、口に残る味、旅立ち後の人、倉の蓄えなどに掛かり、誰かが意図的に置いておいたという含みはない。高原語では「上から下へ流れる」比喩が広く使われるが、この語はその流れの比喩とは別に、流れが過ぎたあとも中界にとどまる状態を指す古い語根である。完了語幹は、残存がすでに事実として定着している言い方になる。

文法

非意志自動詞。主語は残存物。完了語幹は語根が二重母音のため s を付加して作る。

語源

古高原語 *slau-「静かにとどまる」に語尾の *-r が付いた形。*slau- は「沈まず、中界にとどまる」を意味した。

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