小説
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取るに足らぬ
価値が低く、取り上げて数えるに値しない。
ésa virá éles snáum
読み:エーサ ヴィラー エーレス スナウン
| és-a | virá | él-es | snáum |
| いる-<(軽いものが)> | 言葉<主格> | <3人称単数・軽性>-<属格> | 取るに足らぬ |
「彼の言葉は取るに足らぬ。」
日常会話での貶め。主語節は virá éles の語順で、属格 éles は él の属格。述語の snáum は virá(軽性単数主格)に一致し、無標で済む。
取るほどでもない
贈り物や自分の働きを、差し控えて軽く言う謙譲表現。
léunim dáu viríñau snáumau
読み:レウニン ダウ ヴィリーニャウ スナウマウ
| léun-im | dáu | vir-íñ-au | snáum-au |
| 申す-<私が> | 二 | 言葉-<小さな・拙い>-<双数> | 取るに足らぬ-<双数> |
「取るに足らぬ小句を二つ、申し上げます。」
儀礼的な挨拶・詩の挨拶。自分の申し出や言葉をへりくだる用法。dáu が双数を指定し、viríñau と snáumau が双数軽性になる。
物の値打ち、申し出、自分の働きなどを、取り上げて数えるには低すぎると見切る評価語。pír や sníre のように大きさや量を表す語ではなく、扱いに値するか否かを断じる語。礼の場面では、贈り物や労を「取るほどでもない」と差し控える謙譲として使う。他者や他者の贈り物に使うと軽蔑的になる。
形容詞。述語では語幹のまま、名詞後置では性・数・格に一致する。人を直接 snáum と呼ぶのは強い侮蔑になる。
古高原語 *snáuma から。*sn- に「値が減じる・すぼまる」の語根 *-au- が加わった形とされ、語末の -a は古い脱落で落ちた。
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