小説
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お前たち
同等か目下の複数の相手を指す2人称代名詞。
ké gélau társ dáun du orén? gélau.
読み:ケー ゲーラウ タルス ダウン ドゥ オレーン?ゲーラウ。
| ké | gél-au | társ | dáun | du | orén? | gél-au. |
| <〜か> | 行く-<双数> | <あなたがた> | 二人 | 下手 | 縁<対格> | 行く-<双数> |
「「お前たち二人は縁へ行くのか」「行く」」
答えの形では、問いに出た語(ここでは主語の társ dáun と行き先)を省ける。双数の動詞は人称で形が変わらないので、答えも gélau のまま。
méirim tambór társei.
読み:メーリン タンボール タルセイ。
| méir-im | tambór | társ-ei. |
| 与える-<私が> | 雑穀<対格> | お前たち-<与格> |
「お前たちに雑穀をやろう。」
受け手を与格 társei で表す。társ は同じ段か目下の複数の相手にしか使わないので、この文は下向きの話し方になる。家の主が働き手たちに食べ物を分けるような場面で使う。目上の相手には使わず、役職名を3人称で言う。
séiran faronárai társan.
読み:セーラン ファロナーライ タルサン。
| séir-an | faronár-ai | társ-an. |
| 待つ-<彼らが> | 運び人-<〜たちが> | お前たち-<対格> |
「運び人たちがお前たちを待っている。」
語順は「動詞–主語–目的語」。társ の対格は、子音語幹と同じく -an をつけて társan とする。2人称複数の代名詞なので下向きか並びの話し方で、目上の人たちには使わない。
anórel, senosálau társ dáun.
読み:アノーレル、セノサーラウ タルス ダウン。
| anórel, | senosál-au | társ | dáun. |
| 昨日 | 目合わせ-<双数> | <あなたがた> | <双数> |
「昨日、あなたたち二人は目を合わせた。」
意味1。双数の主語は dáun を省略できない。人称は dáun の前に társ を添えて示す。時制はないが、anórel により過去として読む。
mé virsnálir társ
読み:メー ヴィルスナーリル タルス
| mé | virsnál-ir | társ |
| <禁止・願いの打ち消し> | 口をとがらせる-<皆で〜せよ> | <あなたがた・主格> |
「あなたたちは口をとがらせるな。」
複数への禁止。命令法第二人称複数は語幹に -ir をつける。na ではなく mé を使う。改まった場では、口をとがらせたままでは「言葉が昇らない」状態とされて好ましくない。
kúndau társ dáun élan sérin.
読み:クンダウ タルス ダウン エーラン セーリン。
| kúnd-au | társ | dáun | él-an | sérin. |
| する-<双数> | <あなたがた> | 二人 | <3人称単数・軽性>-<対格> | このように |
「あなたたち二人はそれをこのようにします。」
双数の主語 társ dáun は省かない。代名詞 élan は él-an に分節した。
2人称複数の人称代名詞。単数の tás と同じく、同じ段か下の段の相手にしか使えない。目上の人々に向かっては使わず、役職名に au- をつけた3人称の複数(ausenárai「目付の方々」など)で呼ぶ。運び人の組頭が仲間に呼びかけるときなどによく聞かれる。
軽性・子音語幹型。主 társ、対 társan、属 társes、与 társei。語末の -rs は古い複数語尾の名残。
2人称単数 tás に古い複数の *-r- が入り、*tás-r- → társ となったと考えられる。動詞の2人称複数語尾 -ers と同じ複数のしるしを持つ。
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