小説
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空に支える(肩をすくめる)
肩をすくめる身振り。字義は「空っぽなものを支える」で、肩が上がっても何も載っていない、という比喩的な描写。
veunkrúna endríña.
読み:ヴェウンクルーナ エンドリーニャ。
| veunkrún-a | endríña. |
| 空に支える-<(軽いものが)> | 子ども<主格> |
「子どもが肩をすくめる。」
日常の身振りの描写。主語 endríña は軽性なので動詞は3人称単数・軽性。
負担を負わない・無関心(婉曲)
改まった場や詩で、すくめりを伴って「それは私の背には載らない」「私が支えるものではない」と婉曲に断る・距離を置く表現。強い拒否ではなく、「私には関係のない軽さのもの」という含み。
na veunkrúnim, na éso fáron némei.
読み:ナ ヴェウンクルーニン、ナ エーソ ファーロン ネーメイ。
| na | veunkrún-im, | na | és-o | fáron | ném-ei. |
| <〜ない> | 負担を負う-<私が> | <〜ない> | いる-<(重いものが)> | 荷<主格> | <私>-<与格> |
「私は背負わない。私には荷がない。」
改まった場での婉曲な断り。直説法の否定は動詞の直前に na を置く。すくめりの動作を伴い、「私には荷がない=背負うものではない」と距離を置く。
肩をすくめる身振りを、「空っぽなものを支える」という比喩で言い表す詩的・婉曲の動詞。véun(空の)と krún-(支える)の複合で、foumtául-(暖を取る)と同じ「形容詞+動詞」の型。高原の世界観では、背に荷(fáron)を担ぎ(brún-)、ものを支える(krún-)ことが日常の身体のあり方であり、その「支える」が何も支えていない状態を veunkrún- は指す。すくめりの「わからない」「関係ない」という含みは、この比喩から自然に生じる:「この背には何も載っていない」「私が支えるものではない」である。宮廷の詩や、改まった場での婉曲な断りに使われる。縁の市の取引言葉や崖道のくだけた言葉では使われない。
自動詞。主語は人(軽性)。完了語幹は veunkróun-(u → ou の母音交替)。
véun(空の・形容詞)+ krún-(支える)。形容詞+動詞の複合。foumtául-(fóum 暖かい + tául- 取る)と同じ型。
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