第10話 九十二

雨季に入って、ふた月が過ぎた。

雨は毎日のように降った。叩きつけるような雨ではない。空の高いところから、細い糸を何本も垂らしたような、静かな雨だった。屋根の石を伝って軒から落ちる水の音が、朝から晩まで途切れなかった。

町のまわりの斜面は、すっかり色を変えていた。冬には灰色の岩と白い雪しかなかったところに、苔が厚く盛り上がり、岩の割れ目から細い草が一斉に伸びていた。家々の裏の小さな畑には、雨季の初めに播いた粟が、指の長さほどの緑の列をつくっている。空気はいつも湿っていて、土と、濡れた石と、炉の煙のにおいがした。

雨季の初めに、一家で粟を播いた。

ヒルヴァンが鋤で起こした畝に、ウェレラさんが指で小さな穴を並べていく。その穴に、僕とセルヴィーニャが種を三粒ずつ落とした。種は黄色くて、ごまより小さかった。そのときはまだ、それが毎朝食べている粥の粒だとは気づいていなかった。三粒より多く落とすと、ウェレラさんは黙って一粒拾い上げて、僕の手のひらに戻した。少なければ、黙って一粒足した。畝の端まで行くころには、指が勝手に三粒を数えるようになっていた。

雨の夜に、山羊が子を産んだ。

ヒルヴァンに起こされて、灯を持って小屋へ行った。藁の上で、山羊が苦しそうに鳴いていた。ヒルヴァンは袖をまくって、僕に灯を高く持てと身振りで言った。僕は灯を掲げたまま、長いあいだ立っていた。腕がしびれてきても、下ろさなかった。ヒルヴァンの額に汗が光っていた。小屋の中は、獣と藁と血のにおいでいっぱいだった。夜明け近くに、濡れた子山羊が藁の上に滑り落ちた。ヒルヴァンはそれを拭いて、黙って僕の腕に抱かせた。温かくて、思っていたよりずっと重かった。小さな心臓が、僕の腕の内側で、ものすごい速さで打っていた。

それから、言葉。

ふた月のあいだに、家の中の話は、たいてい聞き取れるようになっていた。薪が足りない。水を汲んでこい。山羊が柵を越えた。明日は晴れるか。ウェレラさんの昔話は、まだ半分しかわからない。でも、セルヴィーニャのからかいなら、もう全部わかる。わかるから、言い返せる。言い返すと、セルヴィーニャはもっとからかう。

セルヴィーニャは毎晩、炉の灰に字を書いて僕に読ませた。読めないと、灰をならしてもう一度書いた。何度も、何度も。

ウェレルが雨の切れ間にドゥランドから帰ってきたのは、そんなころだった。

◆

その夜、ウェレルはウェレラさんと長いあいだ話していた。

雨季のドゥランドは、荷が多い。雨の大石段は滑るので運び人のなり手が減って、手が足りない。一人ぶんでも手が増えれば、運び賃が入る。冬に僕に食べさせた分を、少しでも取り戻せる。ウェレルの言うことは、背負い枠を叩く手つきと、ところどころ聞き取れる言葉をつなぎ合わせると、だいたいそういうことらしかった。

ウェレラさんは何度も首を振った。

「ké endríñan子ども téあの, gelíþes行く un méndalan raumvirés噂?」

「snelérimor, salóur naない géla行く raumvirá噂, andaulóuraばあちゃん. seníran見る éndrai人 nóumo némores, geléla行く raumvirá噂 rúndelin.」

ウェレラさんは長いあいだ黙っていて、それから一度だけうなずいた。

僕は炉の向こうで、聞こえないふりをしていた。

拾えたのは、いくつかの言葉だけだった。あの子を、噂の中へ行かせるのか。ウェレラさんは、たぶん、そう言っている。あの子、というのは僕のことだろう。ウェレルは、噂はどうせ行く、とか、人に見せろ、とか、そういうことを言い返しているらしい。

わからないままのほうが、楽だったかもしれない。

次の朝、ウェレルは僕の肩を叩いて、戸口に立てかけた背負い枠を指さした。

「tór, híro来い、尋. sórel, wéires tás silóur faronár今日からお前も運び人だ.」

フレウレラさんが、フェルトの肩掛けを僕の肩にかけた。毛山羊の毛を固めた、厚くて重い布だった。雨を弾くように、表に脂が引いてある。フレウレラさんは肩掛けの紐を僕の首の下で結んで、結び目を二度、指で確かめた。

セルヴィーニャは、戸口の柱にもたれて口をとがらせていた。自分も行きたいのだろう。ウェレルが何か言ってからかうと、セルヴィーニャはウェレルの脛を蹴った。

ヒルヴァンは炉のそばで弓の手入れをしていて、顔を上げなかった。でも、僕が戸口をまたぐとき、背中に向かって短く言った。

「sén trólou táses!足もとを見ろ」

振り返ると、もう弓を見ていた。

ウェレラさんが戸口まで出てきた。僕の顔を見上げて、ゆっくりと言った。

「dulénde fláinin.軽く下りよ」

その言葉を、僕は知っていた。

倉の老人が歌った、岩棚の数え歌。一つ数えるごとに繰り返していた、あの決まり文句だ。棚に着くたびに、下りていく人に向かって言う言葉。

あれは、歌の中だけの言葉ではなかったのだ。人を送り出すときの挨拶だった。

落ちずに、歩いて。

僕はうなずいて、頭を下げた。ウェレラさんは僕の肩掛けの結び目をもう一度確かめてから、家の中へ戻っていった。

◆

狩人の小道は、雨季の雨でところどころ崩れていた。

ウェレルは崩れたところに来るたびに立ち止まり、足を置く石を指で示した。「téndoiそこだ. duói téndoi次はそこ.」僕がその通りに足を置くと、ウェレルは満足そうにうなずいて、また大股で歩きだした。

右手の崖の下には、いつも雲が溜まっていた。雨季の雲は、霧の季節の霧と違って地面を這わない。崖の途中の高さに、白く厚い棚のように広がって、ゆっくりと渦を巻いている。その雲の切れ目から、ときどき、ずっと下のほうが見えた。濡れた緑と、灰色の水面が、どこまでも続いていた。

ついこのあいだ、僕は崖の下へ下ろされるところだった。あの灰色の水面のどこかへ。そう思うと、雲の切れ目から目を離せなくなった。

尾根を越えると、いろいろな音が聞こえてきた。巻き胴のきしむ音。掛け声。金属を打つ音。荷車の車輪が石を噛む音。それから、人の声。何十、何百という声が重なって、町全体が一つの生き物のように唸っていた。

◆

ウェレルの仕事場は、大石段だった。

町の上手にある古い宿の一角から、崖の縁の降ろし場まで、急な石段が一直線に下っている。一段一段が膝の高さほどもあって、雨に濡れた石の表面は、何百年も踏まれてすり減り、真ん中がくぼんでいた。荷車は通れない。宿に泊まる商人の荷は、すべて運び人が担いで上げ下ろしする。

石段の上の広場に、運び人たちが集まっていた。

二十人ほどいた。みんな肩幅が広く、日に焼けて、首が太かった。額には、ウェレルと同じ、帯の跡が白く残っていた。背負い枠を足もとに置き、雨よけの肩掛けをかぶって、しゃがみこんで何か食べたり、大声で笑ったりしている。その真ん中に、腹の出た白髪まじりの大男が立っていた。腰に、刻み目のついた木の棒を何本もぶら下げている。

運び人の頭らしかった。

僕たちが広場に入っていくと、しゃがみこんでいた運び人の一人が顔を上げた。僕を見て、仲間の肩を叩いた。

「tór híro!」

来い、と言われたのだと思った。僕は一歩前に出た。運び人たちが、どっと笑った。

ウェレルが僕の襟首をつかんで引き戻し、笑いながら言い直した。

「tóra híro.尋が来た」

あれが、噂のやつか。そういう意味で言ったのだ。ここの人たちは tóra の終わりの a を言わない。すると、来い、と同じ音になる。屋台の méul と同じだ。わかっていたはずなのに、来い、と聞こえたら足が先に動いていた。

ややこしい。でも、わかってしまえば、ちょっと面白かった。

ウェレルが頭の前に僕を押し出して、何か言った。頭は僕を頭のてっぺんから足もとまで眺めて、鼻を鳴らした。それから木の棒を一本引き抜いて、石段の下を指した。

仕事は、すぐに始まった。

◆

荷は重かった。

毛織物の束、蝋の塊を詰めた箱、紙の包み。どれも背負い枠に縛りつけると、肩に食いこんだ。額にかけた帯で荷の重さを頭に分けるのだと、ウェレルが身振りで教えてくれた。額の帯に首を預けると、確かに少し楽になった。そのかわり、前がよく見えない。足もとの石段だけを見て、一段ずつ下りた。

伸びた前髪が、帯の下に挟まった。落ちてきてから四か月近く、一度も切っていない。耳が隠れるほどになった髪が、雨と汗で額に貼りついて、帯に引っぱられた。首を動かすたびに、ちくちく痛んだ。最初の往復のあと、ウェレルが僕の頭を見て笑った。それから腰に挟んでいた替えの布を引き抜いて、僕の髪を後ろへかき上げ、その上からきつく巻いてくれた。まわりを見ると、運び人はみんな、同じように頭を布で押さえていた。

足もとを見ろ。ヒルヴァンの言葉の意味が、やっとわかった。

石段は雨で滑った。一度、膝をついた。石の角で膝を打って、しばらく息ができなかった。後ろから来た運び人が、僕の背負い枠をつかんで引き起こした。何か言って笑った。礼を言う暇もなく、その運び人は僕を追い越して下りていった。僕の倍はありそうな荷を担いで、軽々と。

二往復で、首の後ろが焼けるように痛くなった。三往復目には、太ももが勝手に震えだした。四往復目を前にして、背負い枠を下ろしたまま、しばらく立ち上がれなかった。ウェレルは、何も言わずに水の袋を投げてよこした。

言葉が、聞き取れなかった。

家の中の話なら、もうたいていわかる。そう思っていた。

ここでは、まるで違った。言葉の終わりが、ことごとく途中で切れている。ウェレラさんやセルヴィーニャなら最後まで言うところを、ここの運び人たちはみんな飲みこんでしまう。速くて、短くて、荒い。知っている言葉のはずなのに、知らない言葉に聞こえる。ふた月かけて覚えた言葉が、ここでは半分も役に立たなかった。

昼に、雨が上がった。

雲の切れ目から日が差して、濡れた石段がいっせいに光った。運び人たちは広場の隅に集まって、包みを広げた。薄く焼いた雑穀の餅と、干した肉。僕もウェレルの隣に座って、フレウレラさんが持たせてくれた包みを開いた。粟の餅が二枚と、干し肉が一切れ。家に残る人たちの分を、減らしていないだろうか。

運び人の一人が、僕の隣にしゃがみこんだ。痩せた、目つきの鋭い若い男だった。僕の顔をのぞきこんで、何か聞いた。

「es pós táises?どこから来た」

これは聞き取れた。運び人にしては、ゆっくり言ってくれたのだ。

僕は答えようとして口を開き、そのまま閉じた。

どこから来たのか。それを、この言葉でどう言えばいいのか。日本、と言ってもわからないだろう。なら、僕が住まわせてもらっている町のことを言おうにも、そもそも、僕はその町の名前を知らなかった。家の人たちは、町のことをただ「町」と言う。ほかに町のない暮らしでは、名前を口にすることがないのだ。僕も、いつも「町」とだけ思っていた。

ウェレルが、横から答えた。

「es funelóros.」

運び人が、ああ、という顔をした。

「funelór!」

ウェレルが、むっとした顔で言い直した。

「funelóra.」

運び人は肩をすくめて、それから二人で何か言い合って笑った。

funelóraフネローラ。funelórフネロール。

それが、町の名前らしかった。

funelár綱の係 と、よく似ている。綱の町、ということなのだろうか。

そして、町の人は funelóraフネローラ と最後まで言う。外の人は funelórフネロール と最後を落とす。碑の上で、セルヴィーニャが funelara と綴って funelár と読んだのを、僕は思い出していた。町の人たちの話し方は、昔の綴りに近いのかもしれない。

僕は胸の中で、もう一度その名前を言ってみた。funelóraフネローラ。

四か月近く暮らしてきた町の名前を、僕は今、初めて知った。

◆

午後も、荷を担いだ。

午後に入って四度目に石段を下りきったとき、降ろし場の脇で、運び人たちの一団とすれ違った。そのうちの一人が、僕の顔を見てにやりと笑った。そして、わざと大きな声で言った。

「tóro fáron!荷が来たぞ!」

o で言った。

まわりの何人かが笑った。

人ではなく、荷として。

ドゥランドの小屋で僕がどう書かれたのか、この人たちも知っているのだろうか。綱の荷。o で書かれる者。噂は、町から町へ、運び人の足で運ばれる。

僕は何も言えなかった。言い返す言葉を持っていなかった。それに、間違ってはいない。紙の上で、僕は荷なのだ。

隣で、ウェレルが背負い枠を下ろした。

ゆっくりと、笑った運び人のほうへ歩いていった。顔から、表情が消えていた。

ウェレルはその運び人の前に立った。背はウェレルのほうが頭一つ高かった。見下ろしたまま、低い声で言った。

「ésa fúnelos.こいつは綱のものだ」

ウェレラさんの言葉だった。

崖道の早口ではなかった。町の話し方で、最後の音まで一つずつ置くように言った。

運び人は一歩下がった。何か言いかけて、ウェレルの顔を見て、やめた。肩をすくめて、仲間のほうへ戻っていった。

ウェレルは振り返って、僕を見た。それから、何事もなかったように背負い枠を担ぎ直して、にっと笑った。

いつも冗談ばかり言っている人の、あんな顔を、僕は初めて見た。

◆

日が傾くころ、その日の仕事が終わった。

運び人たちが、広場に列をつくった。列の先で、頭が木の棒を手に、一人ずつ運んだ荷の数を確かめていた。棒には刻み目がつけてあった。昼のあいだ見ていると、荷を一つ運び上げるたびに、上で荷を受け取る係が、前の刻み目から指一本ぶん空けて一つ刻んでいた。十ごとに、長い刻み。その刻み目を数えて運び賃を決めるのだろう。

頭の足もとには、細長い板が置いてあった。板の縁に、焼きごてで印が並べて押してある。いつもなら、頭は運び人の棒をその板の縁に当て、刻み目のいちばん端が届いたところの印を読んで、その場で運び賃を払うのだという。刻み目が十なら、ここ。二十なら、ここ。棒を当てるだけで運び賃がわかる板だった。荷一つにつき三。いつもの運び賃で作ってある早見の板なのだと、ウェレルが教えてくれた。

けれども、今日は違った。

朝から雨で、大石段はひどく滑った。宿に泊まっていた商人が、荷をみんな降ろし場へ下ろさせていた。雨のぶんの運び賃を一つ足すと言ったらしい。荷一つにつき、四。今日だけの値だった。

早見の板は、使えない。

板で読んだいつもの値に、刻み目の数をもう一度足せばいいのに、と思った。でも、頭は板を脇へ押しやって、足もとの袋から小石をつかみ出した。運び人の棒の刻み目を一つ数えるたびに、小石を四つずつ地面に置いていく。刻み目の少ない運び人なら、すぐに済んだ。でも列は長く、日は傾いていて、後ろの運び人たちは寒そうに肩をすぼめていた。濡れた肩掛けから、白い湯気が立っていた。

前の運び人の棒には、刻み目が二十三あった。dáumbar ín、dáumbar dáu、dáumbar téir。頭は黙って、小石を四つずつ並べはじめた。一つ目の山。二つ目の山。

二十三かける四。

考えるまでもなかった。九九の続きみたいなものだ。口が、勝手に動いていた。

「réumombar dáu九十二.」

頭の指が止まった。

頭はゆっくりと僕のほうを向いた。目が細くなっていた。

「póþul?」

なんだって、という顔だった。

僕はもう一度言った。

「réumombar dáu.」

頭は僕の顔をしばらく見ていた。それから、並べかけていた小石に目を戻した。手は止めなかった。四つずつ、地面に並べていく。運び人たちが、まわりに集まってきた。頭は二十三の山を並べ終えると、今度は山を崩して、十ずつに分けはじめた。十の山が九つ。端に、二つ。

頭は最後の二つの小石を見下ろしたまま、動かなくなった。

まわりの運び人たちが、顔を見合わせた。それから、誰かが口笛を吹いた。別の誰かが僕の背中をどやしつけて、何か言った。荷のくせに、とか、そういうことだったのかもしれない。でも、声は笑っていた。ウェレルが、口を半分開けたまま僕を見ていた。それから、なぜか自分が褒められたみたいに胸を張った。

僕は、少しくすぐったかった。教室なら、誰も驚かない。小学生でもできる掛け算だ。宿の商人なら、これくらいはできるのかもしれない。でも、ここにいるのは、刻み目と小石で数える人たちだった。

頭は何も言わなかった。小石の山を足で崩して、前の運び人の運び賃を払った。それから僕の棒を受け取って、刻み目を数えた。九つ。午前に三つ、午後に六つ。

頭は運び賃を僕の手のひらに載せた。そして、手を離す前に、もう一度僕の顔を見た。

長い目だった。感心している目とも、少し違った。何かを量っている目だった。

◆

帰りぎわ、降ろし場の脇の道を通った。

夕日が雲の下から差しこんで、崖の縁を赤く染めていた。何本も並んだ腕木の影が長く伸びて、崖の外の空に落ちていた。巻き胴の掛け声は、もう止んでいた。

腕木の根元の石造りの小屋に、灯がともっていた。

開け放した戸口から、中が見えた。

長い机に、何人もの男が並んで座っていた。机の上には、紙の束と荷札の山と、それからあの板があった。縦の線を何本も引いて、白い石と黒い石を並べた板。町の倉で、老人が壺を数えていた、あの板だ。

紙が、あんなにたくさんある。

男たちは荷札を一枚ずつ取り上げては板の石を動かし、紙に何か書きこんでいた。いちばん奥の、背の曲がった痩せた老人が、紙の束を指でめくりながら、何かを鋭く言った。若い男が一人、首をすくめて石を並べ直した。

帳場だ、と僕は心の中で呼んだ。

降ろし場を通る荷の数が、みんなあそこに集まってくるのだろうか。

ウェレルが、僕の肩を叩いた。

「hóinimor帰るぞ. dórel silóur, gélimor rúndelin明日も早い.」

僕はもう一度だけ、灯のともった小屋を振り返った。

手のひらの運び賃が、まだ冷たかった。首も、肩も、太ももも痛かった。九回分の荷と引き換えに、これだけ。

あそこなら、と思った。

石の動く音が、夕方の風に乗って、かすかに聞こえた気がした。

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