小説
左の目次から話を選んでください。
騒がしい(受動的に不快)
他人の音や声が自分に届いて不快である。音そのものの大きさではなく、自分がその音を受ける側の不快感。
sórel, ésa tíula þrúl.
読み:ソーレル、エーサ ティーウラ スルール。
| sórel, | és-a | tíula | þrúl. |
| 今日 | いる-<(軽いものが)> | 音<主格> | 騒がしい |
「今日は音が騒がしい。」
くだけた家庭内の呟きとして自然な文。存在の文 és- の主語が軽性単数 tíula で、述語形容詞 þrúl も軽性単数主格の形になる。þrúl- は、音そのものの物理的な大きさではなく、聞き手がその音を受けて不快であることを表す。
anórel, fíndim gláuran þrúlan.
読み:アノーレル、フィンディン グラウラン スルーラン。
| anórel, | fínd-im | gláur-an | þrúl-an. |
| 昨日 | 聞く-<私が> | 笑い声-<対格> | 騒がしい-<対格> |
「昨日、騒がしい笑い声を聞いた。」
家庭内で耳に入った笑い声について述べる文。目的語 gláuran に修飾形容詞 þrúlan が軽性単数対格で一致する。þrúl- は、笑い声を不快に受け取ったことを含み、改まった場では使わない。無時制のため、昨日という時間は場面の枠に置かれた anórel が示す。
騒がしい(人が)
人が騒いでいる。家庭内で目下の者(子どもや兄弟)に対して使う。
ésa endríña sé þrúl.
読み:エーサ エンドリーニャ セー スルール。
| és-a | endríña | sé | þrúl |
| いる-<(軽いものが)> | 子供<主格> | この<軽性> | 騒がしい |
「この子はうるさい。」
人が騒いでいるという、家庭内の日常的な悪口・注意。endríñaは人を指すので軽性、述語形容詞þrúlは軽性単数主格のまま無標になる。改まった場では使わない。
静かにしろ(命令)
命令形(むき出しの語幹 þrúl!)で使うとき。「静かにしろ」「やめろ」の意。家庭内の日常的な注意。
þrúl, endríña!
読み:スルール、エンドリーニャ!
| þrúl, | endríña! |
| 静かにしろ<命令法> | 子供<主格> |
「うるさくするな(静かにしろ)、子ども!」
形容詞þrúlのむき出し語幹が命令句として「静かにしろ」「やめろ」の意味になる家庭内の注意。呼びかけendríñaは文の終わりに読点で区切って添える。改まった場面では使わない。
音や声が受動的に届いて不快である、という受け手の感覚を表す形容詞。能動的に声を張る(kráv-)や叫ぶ(tiulér-)とは対照的に、自分の耳に音が「押し寄せてくる」感じ、つまり音が自分に届いて嫌である、という感覚を表す。くだけた家庭の言葉で使われ、改まった場では使わない。炉ばたで寝ている者がそばの笑い声や騒ぎに対して呟く、家庭内の日常的な嫌がらせ・注意の語。命令形(むき出しの語幹)にすると「静かにしろ」「やめろ」の意になる。
形容詞。修飾する名詞の性・数・格に一致する。命令形はむき出しの語幹 þrúl!(2単)。くだけた話し方で語末の母音が落ち、þrú! とも言われる。
古高原語 *þrúlo から。音の重みが耳に押してくる振動を捉えた、短い語。
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。