bulér-

品詞
動詞(自動詞)
意味
絡まる(語・息が)
発音
[buˈler]
読み
ブレール
分野
知覚・感情・思考・発話

意味

  1. 絡まる(語・息が)

    語の根が喉で絡まり、発話の流れが途切れる。音と形の対応が定まらず、一音ずつ音を出す状態。

    buléra virá sé.

    読み:ブレーラ ヴィラー セー。

    bulér-avirásé.
    絡まる-<(軽いものが)>言葉<主格>この<軽性>

    「この言葉は、発音の流れが絡まる。」

    発話や音読の文脈で使う。声の質が裂けることではなく、音と形の対応が定まらず発話の流れが途切れることを指す。主語 virá は軽性単数なので、動詞は3人称単数軽性 -a を取る。

  2. 絡まる(根・糸が)

    木の根や糸がからみ合う。原義で、森の根や糸の絡まりを指す。

    na buléro búl só.

    読み:ナ ブレーロ ブール ソー。

    nabulér-obúlsó.
    <〜ない>絡まる-<(重いものが)>根<主格>この<重性>

    「この根は、からみ合わない。」

    否定小辞 na は動詞の直前に置く。主語 búl「根」は重性なので、動詞は3人称単数重性 -o を受ける。根・糸がからみ合う原義。

解説

語の根(búl)が喉の内で絡まり、音と形の対応が定まらず発話が途切れることを言う。森の木の実の根が土の中でからみ合い、まっすぐ伸びられないのと同じように、知らない字の音と形が喉の中でからみ合い、言葉がなめらかに流れなくなる。声の質(裂け・嗄れ)の問題ではなく、発話の流れとリズムが途切れることを指す。初めて読む碑文や未知の文字を発音し、一文字ごとに息を吸い直して音を出すたどたどしさに使う。読み上げている者が「根が絡まるな」と自虐的に言う場合もある。

文法

自動詞。-ér- 接辞で名詞から動詞を作った形。主語が軽性(selvá、viráなど)なら3人称単数は -a、重性なら -o。完了相は u→ou で boulér-(例:bouléra「根が絡まった」)。

語源

búl「根」+ -ér-「〜でする(名詞から動詞)」。木の根が土の中で絡まる原義から、語の根が喉で絡まる比喩義に転じた。

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