fénla

品詞
名詞
意味
枝
発音
[ˈfenla]
読み
フェンラ
分野
動物・植物

意味

  1. 枝

    木の幹や太い枝から伸びる、片手で持てる細い部分。生えている状態を指す。雪や灰に字を書く、火起こしをする、といった手持ちの道具として日常的に使う。

    ésa fénla glóur.

    読み:エーサ フェンラ グロール。

    és-afénlaglóur.
    いる-<(軽いものが)>枝<主格>緑

    「枝は緑だ。」

    存在・繋辞の文。fénla は生えている枝の基本義(sense 1)で、軽性。動詞 ésa と形容詞 glóur は軽性単数に一致する。glóur は「草木の緑」を指す色語で、形容詞的に述語になる。

    ésa fénla glóur

    読み:エーサ フェンラ グロール

    és-afénlaglóur
    いる-<(軽いものが)>枝<主格>緑に茂る

    「枝が緑に茂っている。」

    日常の観察で使う述語形容詞の文。主語 fénla が軽性単数主格なので、存在詞 és- は 3 人称単数軽性の -a を取り、形容詞 glóur は主格単数では語尾をもたない。

  2. 枝(切り取ったもの)

    切り取ったか折れた枝。もとは軽性だが、切り取られた後は材(fálno)に近い扱いとして、まわりの分詞・動詞が重性の一致になることがある(伐った木の一致転用の規則に準じる)。

    na ésa fénla sléimen fálno.

    読み:ナ エーサ フェンラ スレーメン ファルノ。

    naés-afénlasléim-enfálno
    <〜ない>いる-<(軽いものが)>切り枝<主格>切る-<〜した・〜された>薪<主格>

    「切り枝は薪ではない。」

    教訓的な定義文。na ésa A B で「A は B ではない」。存在・繋辞の動詞は述語名詞 fálno ではなく、主語 fénla(軽性・単数)に一致して 3 人称単数・軽性の -a をとる。名詞 fénla と分詞 sléimen は軽性・単数・主格の形、述語名詞 fálno は重性・単数・主格のまま。

    kráila endríña fénlan sléimenan.

    読み:クライラ エンドリーニャ フェンラン スレーメナン。

    kráil-aendríñafénl-ansléim-en-an
    手に取る-<(軽いものが)>子ども<主格>切り枝-<対格>切る-<〜した・〜された>-<対格>

    「子供が切り枝を手に取る。」

    日常会話。切り取られた枝(意味2)を、手持ちの材として扱う場面。名詞 fénlan は語根 fénl- に軽性 a 語幹の対格語尾 -an が付いた形で、分詞も名詞に一致して軽性・単数・対格の語尾 -an を受ける。

解説

木(árnel)の本体から伸びる、片手で持てるほどの細い部分。雪(hílva)や灰(eelþó)に字を書く練習道具、火起こしの小道具、炉の火をいじる棒など、縁の暮らしや森の暮らしに日常的に現れる。薪(fálno)のように燃やすための太い材ではなく、木そのもの(árnel)の一部として、生えている状態を指す基本語。指小辞で fénlíña「小枝・細い枝」を作る。日本語話者は f を「フ」、語末の -la を「ラ」と聞き取れるが、f- の息の強さ(日本語の「フ」より軽く澄んでいる)に最初気づかない。

文法

軽性・a語幹(語尾に強勢)。主格 fénla、対格 fénlan、属格 fénes、与格 fénei、双数 fénaу、複数 fénla。

語源

古高原語 *fénla から。

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する