小説
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感じる
刺激が体そのもので受け取られ、そこに感触として残る。
gromtáulim pláuvo.
読み:グロンタウリン プラウヴォ。
| gromtául-im | pláuvo. |
| 感じる-<私が> | 静けさ<対格> |
「静けさが感じられる。」
場全体の空気が静まっている状態を、感覚語 gromtául- で受ける日常的な言い方。個人の沈黙ではなく、空気が静まることそのものを pláuvo として対象化する。重性単数の目的語は主格と同形なので pláuvo のまま置かれる。
gromtáulim pláuvo gróm un kórvoi.
読み:グロンタウリン プラウヴォ グローン ウン コルヴォイ。
| gromtául-im | pláuvo | gróm | un | kórv-oi. |
| 感じる-<私が> | 静けさ<対格> | 重い | 内に | 倉-<与格> |
「倉の中で重たい静けさが感じられる。」
商いや作業がいったんとまったあとの、場の重たい静まりを感覚として述べる文。pláuvo gróm は重性単数の目的語として同形のままで、un kórv-oi がその場を示す。
体に残る
痛み・重さ・温度などが、体へ取り込まれたようにこたえる。
体を一つの器とみなし、体で何かを受け取る・引き受けるという身体感覚の動詞。温かさ、重さ、痛み、圧、匂いなど、場所を絞りやすい体感に向く。見る・聞く・触れるという特定の動作を主語に立てず、体そのものが受け取ったことを表す。理解の þíl-「分かる」とは別で、判断ではなく体に残った感触を言う。やや日常的・具体的で、抽象的な教養語よりも体の手触りを強調する。
複合動詞語根。複合語では第二要素 tául- に強勢。完了語根 gromtáusl-。
grom-「体」+tául-「取る」。
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